天文宇宙検定1級の「星の話題」

 何を今さら,,,かもしれませんが、この検定は基本的には天文学であり宇宙ロケットなので、星空についての設問はごくわずかです。

 星については第一に星座の略符号です。

 星を観ているのならこの程度はわかるだろう,,,?というもの。

 ただ漫然と眺めているだけではダメで、特に私のようなここ数年で星に復帰した者にとって難しい問題です。

 星座は88個しかないので、アルファベット3文字を覚えるしかなさそうです。

 

 また、星図ができた経緯やトレミー48星座が88になった流れについても理解が必要です。

 天文時事にも関わりますが、恒星間天体とか「土星の輪消失」についても最近の天文現象として知っておかなければなりません。

 

 この最初の問題、恒星間天体ですが、ボーエル彗星については初見でした。

 

 wikiの記載によれば、

 「恒星を公転している天体は、恒星とその天体自身以外の重い天体との相互作用によって放出され、恒星間天体になることがある。このような過程は1980年代前半にボーエル彗星で確認されている。この彗星は元々は太陽に重力的に束縛されていたが、木星の付近を通過して太陽系からの脱出速度に到達するほどに十分に加速された。この木星との遭遇によって軌道は楕円軌道から双曲線軌道に変化し、軌道離心率は1.057と、その時点で知られている中では最も値が大きい天体となった。」とあり、もともと太陽系の彗星であったものが、木星の重力で太陽系外に飛んで行ってしまった,,,というもののようです。

 

 ちなみに「土星の輪消失」については詳細確認していません,,,多分、もう出題されることはないと思いますので。

 

 「ケンタウルス座α星から見ると、太陽は何座付近に見えるか」、この問題はどういう主旨で出題されたのか? この問題は解答できましたけども。

 パタヤ自宅から南の空を見るとこれからの季節、ケンタウルス座はアルゴ座の次に地平線から出てきます。ということはこれに対面するのは北天側の星座、ペルセウス座かな?

 

 最後の問題。古代エジプトというか、北極星は歳差運動で各年代で移りますので概略覚える必要があります。

 ツバーンは5000年前の北極星ではありますが、紀元でいえば紀元前3000年。

 〇年後の北極星の名前では、〇年後と西暦〇年かで2000年差があるので混乱します

 またどちら周りに数えるかでも混乱が生じます。

 ツバーンなら右回り、ベガは左回り,,,まずはじっくりと問題を読むことが肝要

 

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 私の手持ちの暦では今日(12/5)が満月となっていますが、今日といっても24時間あるし、日本タイの時差もあるし、どの時点が満月なのか?

 

 今朝、午前2時ごろにベランダに出たところ、一面の曇り空。

 しかし月の周りだけはポカっと雲が切れていたので、DWARF3とNikonCP950で

 Nikon CP950 

 いつものように2000㎜クラスを手持ち撮影です

 明るめの素材を選んだこともあり、月の地形は消えてのっぺりとしています

 こういう具合の月が満月っぽいとも思います

 

 

 DWARF3による月撮影

 カメラ手持ちよりは時間が掛りますが、トータル5分ほどで撮影完了。

 天体観測っぽい絵柄になっています。

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M67(NGC 2682)はかに座の散開星団

 

 散開星団の中でも年齢がふるく(30~50億年)、星団の年齢は太陽と同程度である。

 また、構成する化学組成も太陽と似ているとされるため、太陽と同じタイプの星の研究に使われている。

 

 M67に属する恒星は性質が太陽に似ているため、M67は太陽の生まれ故郷で、太陽は誕生後に星団から離れて現在の軌道に落ち着いたという説があった。

 しかし星団と太陽の運動から考えて、太陽がM67で誕生した可能性は低いという研究も発表されている。

 

    NGC 2547はほ座にある散開星団

   この星団はまだ若く、年齢は2000万~3000万年です。

 下記は、英文wikiの抄訳です。よくわかりませんが、星団の中で変化が起きているようです。若い星団は逆説的な言い方をすると老齢な星が多数含まれています。

 

 訳し方もあるようですが、内容は若干混乱気味です

 

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 スピッツァー宇宙望遠鏡による観測では殻状の構造が見られ、最近、質量損失の兆候(超新星爆発?)である可能性がある。

 Gaia DR2データを用いた研究によると、NGC 2547は約3000万年前に、新たに発見された[BBJ2018] 6と呼ばれる星団と共に形成されたことが示されました

 

 NGC 2547星団は、トランプラー10、NGC 2451B、コリンダー135、コリンダー140とほぼ同年齢であり、これらの星団はすべて、単一の誘発星形成イベントによって形成されたと示唆されている。

 スピッツァー宇宙望遠鏡による観測により、NGC 2547の恒星の1%以下が8.0μmで赤外線超過を示し、B型からF型の恒星の30~45%が24μmで赤外線超過を示していることが示された。

 2MASS J08090250-4858172系はNGC 2547に位置し、波長3~5μmでデブリ円盤の大幅な増光が見られ、その後1年かけて減衰した。これはこの系内の惑星系への激しい衝突と解釈された。

 NGC 2547には、24μmの赤外線超過を示すM型矮星が9個含まれている。これらはデブリディスクである可能性があり、その物質はこれらの恒星の雪線付近を周回している可能性があり、これらの系で惑星形成が進行中であることを示している。