ただよび(Youtube動画 ただの予備校)のシリーズは高校物理については随分とお世話になりました。
でもね、地学についてはちょっと,,,講師が気持ち悪くて。
ただよび地学には、「年周光行差と年周視差」の講義が前半と後半に分かれて2編、Youtube上に投稿されています。
年周視差と年周光行差、どちらが試験問題として出やすいかというと、圧倒的に年周視差だと思います。
なぜかと考えると、年周視差は恒星までの距離が計測出来ますし、パーセク(pc)という距離の基準が深く関与しますので、問題として出しやすいんでしょうね。
また年周視差は恒星の距離により視差の大きさが変わるので計算問題にしやすく、対して光行差は「同じ値」なので計算問題にならない,,,からだと思います。
年周視差は1838年、ドイツのフリードリッヒ・ヴィルヘルム・ベッセルがはくちょう座61番星の視差が0.314秒角であることを計測し、この星が地球から約3パーセクの距離にあることがわかりました。地球から恒星までの距離を測った嚆矢。
年周光行差は1728年に英国ジェームズ・ブラッドリーが発見。地動説を支持する最初の直接的な証拠(wiki)です。
(年周)光行差は、よくたとえられるのが雨の日に自転車に乗ると前から斜め上から雨が降ってくるように感じるもの。
天文学事典にも「雨の中を歩く場合には傘を前方に傾ける必要があるように、天体からの光も実際に向かってくる方向とは違って見えるわけである。」とあり,,,
年周光行差(地球の公転によるもの)は20″
日周光行差(地球の自転によるもの)は0.3″
雨の中を歩く時と言われてもね、、、と思いつつ、上掲はただよびで使われていた図で、これを見てああなるほどこれか,,,と。
講師は気持ち悪いですが、私としては理解しやすかったです。
年周光行差だけであれば、こちら「後半」でOK
ただし講義としては年周視差とペアになっていて、前提条件等は下記の「前半」と共通するので、講師の気持ち悪さには我慢して、前半後半と見るのをお勧めします。

