私、この宇宙戦艦ヤマトってほとんど接触ない人なので、『マゼラニックストリーム」がどれくらい日本で知られているのかよくわかりません。
昨日読んだ「10時間天文学」を読んでいると、
「(大小マゼラン星雲は、)銀河系の重力にひかれて運動しており、その軌跡に沿って、剝ぎ取られた星間ガスが飛行機雲のようにたなびいています」という記載があり、マゼラニック・ストリームと呼ばれているという記載がありました。
私としては???
見たことないけどなあ,,,
復活した日本天文学会天文学事典では「高速度雲」という項目で説明されています
・銀河回転からの視線速度の差が50-90 km s-1程度以上のもの
・最も古くから知られている高速度雲にマゼラン雲流がある
・大小マゼラン雲が天の川銀河を廻る際に潮汐力で引き出されたもの
・一般に、天の川銀河に落下しつつある天体であると考えられるようになった。
とのこと。
表題には「5000万年後に天の川と合流か?」とありますが、潮汐力で引き出された物質ならば、当然のごとく天の川銀河に飲み込まれるのでしょうね。
天文学辞典の解説によれば、流れは銀河方向に向かっていないとおかしいので、この方向でいいのかな?
ちなみに引き出されている物質は中性水素ガスなので、少なくとも我々が使うよう
な望遠鏡で撮影はできないようです。
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ここ2日間、「10時間天文学」をネタにパワポ25ページを取りまとめたみたいです。
それだけ自分として分からないこと、明らかにしたいことがこの本の中にあり、それが取りまとめられたので良かった,,,
実際にはまとめるだけではなく、これから適宜、見直して覚えていかなければならないのですけども。
実は今回の試験勉強、最初は2級範囲から整理していって、2級の問題では全く問題のなかった超新星が、1級の問題で詰まるというか自分なりに正解がわからなくなっていました。試験問題程度であれば答えられるのですが、特に白色矮星をベースにしたⅠa型超新星と新星/矮新星がうまく整理がつかなくなりました。公式テキストの書き方も今読み直すとずいぶんとあいまいな書き方になってもいます。
今回の「10時間天文学」だと、カっきりと分けができていて、その線引きで改めて公式テキスト以外の資料を見直すと、「ナアンダ、ちゃんとそう書いてあるじゃないか」と。
最終的にたった1点なのですが、Ⅰa型超新星の爆発際に白色矮星本体はどうなるのか?ということでした。公式テキストでは新星や矮新星でも出て来る白色矮星表面の現象と明確に書き分けられていません。
対して「10時間天文学」には、「白色矮星はバラバラに飛び散ってしまうのです」とあります。要は白色矮星本体が飛び散るような大爆発が超新星爆発で、白色矮星表面での核融合の暴走が新星ということのようです。
はるか昔の受験時代を振り返ると、参考書をあれこれ手を伸ばすより、1冊を繰り返した方がよい,,,というのは今でも鉄則だとは思いますが、時に目先を変えるのもよしということでしょうか。



