問題集に超高輝度赤外線銀河Arp220のスペクトルエネルギー図が示されていて、熱放射であると仮定すると温度は何度か?という問題があります。
正式な解き方はスペクトル図から波長を読み取ってウィーンの変位則から温度を計算する流れなんですが、まず選択肢を見て「アッ、これ」と答えを選んでから解説を見て、まあそうですよね、、、でお終い。
これは答えを覚えているというのではなくて、「赤外線を出す分子雲由来なのだから、天体はそれほど高温ではないはず」という知識からの相場観で判断したもの。
今日やっている問題集は3周目なので、まあだいたい見れば答えが出て来る日角は成っていますが、これは調べていなかったなという言葉が出ると、そこでネット検索したりして寄り道。この超高輝度赤外線銀河に嵌ってしまいました,,,
常々披歴しているように、次期シーズンはモノクロカメラを導入して、明るい鏡筒と組み合わせて遠方銀河を撮っていこうという目論見。
モノクロカメラを使うのは赤外線パスフィルター(可視光以下カット)により、パタヤの都市光の影響から逃れようというのが当初の目的でしたが、検定試験でいろいろと勉強すると、銀河との間に星間塵があって、これによる光の吸収が無視しえないくらいあり、可視光よりも近赤外の方が等級が上がるのではないか,,,という思い。
そんな中、強い赤外線を出す銀河があるということを学び、そりゃあ狙わないわけないでしょ。
これは天文学事典から
これは超高輝度赤外線銀河Arp220のスペクトル図
下に色のバーがあって、黄色が可視光で、この近辺だと波長が長くなる(左方向)と銀河は明るくなるらしい,,,
ただし我々が使う近赤外は800nm(0.8μm)くらいなので、右側の小さな山くらいの辺り,,,グラフを見れば100μmあたりだと1000倍くらい明るくなるようですが、ここは対応できていません,,,
これはNGC1365 ろ座の系外銀河です。
今年春の銀河祭りで、撮影にチャレンジした時のものです。
103APOでUV/IRカットフィルターのカラーカメラでの撮影です
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wikiによるとこのNGC1365は「赤外線銀河」らしく、飛び切り赤外線を出しているわけではなさそうですが、近赤外で撮影すればもっとはっきりと銀河の姿が写るかな,,,

