この記事ではパルサー風星雲「MSH 15-52」とあり、何座にある星雲?

 結局、30分以上かけて場所を特定。

 コンパス座にあるようです、、、パタヤ拙宅から南天の空に見えるようです。

 

 MSH 15-52はPCW89輝線星雲の近傍にあり昨シーズン、Gum天体を順々に見た時に「見ているハズ」の天体なのでこれから調べます,,,

 

①MSH 15-52

 現時点でまだ、MSHの意味というかおおもとのカタログにたどり着けません。

 ただしMSHを冠した天体のいくつかは探せました。

 

 この天体は3つの部分から成り立っています。

 RCW89、MSH 15-52、B1509-58です。

 

②パルサー風星雲(Pulsar wind nebula)

 多分一番有名なものとして「かに星雲」があります。

・パルサー風はパルサーの高速の自転と強い磁場によって相対論的速度にまで加速された荷電粒子で構成される。

・パルサー風は星間物質の中に流れ込んで衝撃波を形成しここで減速する。

・この領域を超えると、シンクロトロン放射が増加する。

・他の超新星残骸とは異なり殻のような構造を持たず中心に向かって明るさが増大。

 

③RCW89

 RCWは南天のHⅡ領域(輝線星雲)のカタログで、多くはGum天体と重なります。

 通常の望遠鏡だとRCW89部分のみが見えているようです。赤い星雲として観望可能です。

 

④PSR B1509-58 PSRはパルサーの意

 順番が逆になりましたが、このB1509-58がすべての源

 約1700年前に超新星爆発して、その中心部に残ったパルサーです。

 

 パルサーからパルサー風がでていてこれがMSH 15-52

 今回の写真はチャンドラX線宇宙望遠鏡により撮影されています。

 

 パルサーから発出されるX線によって近隣の分子雲が励起され赤く光っているのがRCW89という関係

 

⑤「Thumb and Fingers of MSH 15-52」

 B1509-58から出たパルサー風(MSH 15-52)がまるで指を伸ばしているように見える部分。

 パルサー風がRCW89 の分子雲縁端に衝突している部分に生じた衝撃波も見えています。ただし地上からの撮影では見えないようです。