ポラリエuの追尾精度と載荷重について、天リフ氏作例と私案の比較を行ったもの
ちょっと古めの記事ですが、「ポラリエu オートガイド」で検索して出てきた記事。
◎追尾精度について
文中で作例として示されていたEOS6DとRedCat(f250㎜)の画角
現在私が使用を想定している、ASI2600MCProとSamyang 135㎜ F2の画角
比較するとわずかに私案の方が画角が広く、追尾精度比較としては安全側
天リフ氏のコメントには、
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この作例は焦点距離250mmで1コマ1分露出ですが、風による影響を除けば歩留まりはほぼ100%です。この焦点距離で「1分露出」ならまず流れることはありませんでした。
軽量なポータブル赤道儀の場合、追尾エラーの原因は恒星時追尾のピリオディックモーション以外にも、機材のたわみ・極軸のずれ・三脚の沈み込み・対象の赤緯など、さまざまな要因があります。一概に「ポラリエUなら、250mmで3分露出も大丈夫!」と断言することはできませんが、「1分露出ならまず大丈夫」だといえます
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私自身も無理せず1分露出を考えているので、露出1分ベースで考えたいと思います。
◎ 載荷重について
作例で示された機材はEOS6DとRedCat(f250㎜)
EOS6Dの重量は680gで、RedCat51の鏡筒重量は1770g(RedCat51IIIとして),,,合計重量2450g(雲台等含めず)
私案だと、ASI2600MCProは0.7㎏でSamyang 135㎜ F2は830g、支持リング180gで1700g強
これにカメラ接続リングや雲台が加わります。
ポラリエu取説によれば、
「標準雲台ベース使用:雲台を含めて約2.5kg以下 (モーメント荷重25kg・cm:回転中心より10 cmで約2.5kg)」 とあり、
私案であれば特段の補強なしで使えるものと判断しました。