① カウンターウェイトのお話
140APOを購入する際、トルク的に赤道儀の能力を補助するために、バランスウェイトを購入しました。
一応、5㎏のウェイトで探したわけですが、タカハシのウェイトは高価だったので、セレストロンのADVANCED VX用を購入しました。
実はタカハシのウェイトを実見したことはないのですが、もしタカハシが手ごろな価格だったとして、タカハシ製を購入していたら失敗していたかもしれません。
当初セレストロンのウェイトを見て、写真手前側の固定ネジの部分が平らに切り欠かれているのは違和感を感じませんでしたが、その180度対面側も平らになっている理由が不明でした。
パタヤは北緯13度なので、ウェイト棒と赤道儀下部が接近します。
非常に微妙な関係なのですが、バランスウェイトが切り欠かれているので、赤道儀本体と干渉しません。
仮に切り欠きがないタイプだと、赤道儀に干渉していたと思われます。
この写真、前面側フードは一番端まで伸ばしていますが、それでもロスマンディーのプレート端からの距離で見ると、後ろ側が随分と長いことがわかります。
140APOで0.8倍のレデューサを取付ける場合、内蔵されてる黒い鏡筒を約13㎝引き出すようになっています。
バックフォーカスを55㎜規定長とって割と小型な部類に入るASI533MCPを付けた状態ですが、固定バンド中心から70㎝ほど後ろに伸びています。
写真ではZWO標準タイプの延長筒と、脚の張幅が狭いインノーレル三脚を使っていますが、使い方によって脚に干渉します。
今のところ分かっているのは、
・子午線の西側で使用している限り、脚との干渉はない。
・子午線の西側範囲で天体を見た後に、東側に移動させると脚との干渉が生じる
・ホームポジションから子午線東側に移動させれば、脚との干渉は生じない
例えば冷却カメラとして割と大型のASI2600MCPを付けたらどうか,,,ちょっと不安
いずれにしても非常に大きく旋回するので、103APOだと気にならなかったAM5⇒ASIAIRへの電源コードやAM5コントロールケーブルも鏡筒の動きによりウェイト棒と干渉するので、当面は
・天体導入の際は架台横に待機する
・鏡筒回転中に適宜ケーブルを捌く
などして様子を見ているところです
補)ベランダでの観望ということで、手すりに寄れば寄るほど仰角を稼げますが、鏡筒端との干渉が生じます。
ちなみにこの三脚台車は欠かせません。
ホームポジションでは台車を手前に引き、導入時に鏡筒が回転している時点で台車を手摺側に押し出します。ホームポジションに戻す際にまた手前に引き寄せます。
この台車の前後移動とケーブル類の取り裁きを行うので、導入時には望遠鏡傍で監視しています。
なお、脚は台車と針金で緊結しており、仮にバランスが崩れたとしても台車の重量で転倒が防げる,,,という目算。



