タイ北部に低気圧の通り道があって、インド辺りで発生した低気圧が、この通り道を通って、低気圧が南シナ海方面に順次移動していきます。

 これがタイの雨季の原因で低気圧が通過するごとに天候が悪化します。

 なお赤く小さい丸を付けた位置がパタヤです。

 

 タイの遥か北方に高気圧があってこれが順次張出していくことにより、低気圧の通り道が南方面に押し出されるとタイは雨季明けになります。

 

 現在フィリピン上空に台風が発生して、これがタイの方向に向かっています。

 日本気象庁の予報によればフィリピン上空の台風は順次タイの方向に移動してきて、タイの上空にやってくるのは9/21。

 こちらが雨域をビジュアル化したもの。

 この図だけ見るとパタヤに雨域は掛かりませんが、雨域がパタヤに近づくのは9/21と9/22。図だけ見るとその後数日はぐずついた天気になりそう。

 

 タイ上空で見ると、

① 従来からある低気圧の通り道では西から東に向かって低気圧が移動する

② 天気図によれば低気圧の通り道のすぐ北を台風が東から西に向かって移動する

 低気圧がタイ上空で交錯するわけです。

 

 この低気圧の通り道は、以前投稿した熱帯収束帯なのですが、台風の影響で赤道側に追いやられれば一時的にタイは「雨季明け状態」になって天気が回復します。

 例年、熱帯収束帯はこの時期、大きく見れば順次赤道方向に移動していきますが、細かく見ると南北に揺り動きます。

 

 10月の新月は10/3ですが、この時に熱帯収束帯がどの位置にあるか、ちょっと心配しながら天気図を眺めている毎日です。