何度かここでお伝えしていますが、天文を再開したのは約3年ほど前。

 それまで何をやっていたかというと野鳥写真なわけですが、並行して数学をやっていました。

 

 当時の目標は大学3年次で学ぶ「ガロア理論を理解する」ということで、理解の程度に10段階あるとすれば、2段階くらいまでは到達していました、、、

 

 実際には棚一杯、大学受験の問題集を買い集め、ひたすら解いていました。

 青チャとか、標準精講、駿台/河合塾問題集,,,など。

 

 今でも平均すれば1日1題くらい、特に整数問題を解いています。

 ピタゴラスはピタゴラスの定理(=三平方の定理)で数学者のように思っていますが、彼は数学を使って世の中を予測する、判断するような占いに執心していたという内容のニコニコ動画。

 例えば、1984年9月13日の人は、出てくる数字を全部足すと35になり、3+5=8なので、8=マニアックな性格なのだと占う。
 ,,,ちなみに私もマニアックでした。

 

 上図の中の19840913という数字の各桁を足して、出てきた2桁の数字をさらに足して出した数字が「8」。随分いい加減に出した数字のように見えます。

 

 しかしこれを数学的にいうと、

 19840913は9を法とすると8と合同となるといいます。

   (これは今の高校数学では習いますが、私らの頃は習いませんでした)
 もっと簡単に言うと、19840913を9で割ると8余る,,,ということです。
 35という数字を9で割った余りは8なのですが、3+5=8と一致します。

 

 何となくすごく不思議のことのように思えますが、9で割った余りを求める計算法として、図中に示されている計算方法は数学的に正しいのです。

 

 この不思議さが、何やら神秘的にも見え、占いという「非科学的なこと」の理屈付けとして使われているわけですね。

 

 天文学はかつては占星術と不可分な関係で、占星術が一定程度社会に支持されていたので、天文学も学問として進展しえたと思います。

 

 私自身は占いも占星術も全く信じていません。

 なんでなんでしょう、、、昔からですね。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm36320492