Seestar 550の作例

 

 Seestarの自由度については不勉強で、

 ・Hαフィルターを使えるのか?

 ・露出秒数/Gainは可変なのか?

 ・倍率は一定?

 などは今もって理解していません。

 まあちょっと調べればわかるのでしょうけども。

 

 私自身、天文を再開しようと際に熱心に試計算したのは、電視観望でのオールインワン機材と組み合わせ機材の経済性比較でした。

 

 当時のオールインワンは30万円とか50万円とかという価格であったという記憶があり、Webサイト、、、シュミットさんあたりの構成例で、

 FMA180+ネプチューンc2+AZ-GTi

  +(SynScan+SharpCap)

   +(既存カメラ三脚+既存携帯PC)

 が紹介されていて、「将来の発展性」も勘案して組み合わせ機材で電視観望を介したところ。、、、沼の始まり。

 こちらはラオス国境という多分これ以上の闇での撮影は難しいと思われるM57。

 ・SE120+マクロレンズによる自作RD+QBPフィルタ

 ・ASI183MCP 60sec✕20枚 gain270 -10度冷却 クロップ無し

 

 まあ星の数は歴然とした差です。

 Φ50㎜とΦ120㎜ですからその辺はさすがに勝っていないと、、、

 

 ただし焦点距離でL477㎜なので拡大率が低いのと、ちょっと白飛び気味でM57本体は?というとあまり変わりませんね、、、

 

 SE120は「赤い星雲専用鏡筒」と自ら名付けていますが、低倍率で広い範囲に広がる輝線星雲を撮影する鏡筒なんでしょうね、、、

 現時点でF4前後の鏡筒として、FRA400(RDで280)、このSEL120、そして6月帰国で持ち帰ったBK150750があり、対象の大きさにより使い分けていくのでしょう

 北カリフォルニアであればFRA400とか、こじんまりとした輝線星雲ならBK150750などと。

 

++++

 ということでM57などの惑星状星雲ですが、ある程度の長焦点にして拡大率を上げる必要がありそうで、103APOからEdgeHD800などF7程度の明るさの鏡筒で見ていくのだと思います。

 昨シーズン、掛け声だけで惑星状星雲をあまり見られなかったのですが、Hα系で見えるのでパタヤからの観望対象として見ていくつもり,,,