ポータブル電源は160Wh(=43200mAh)までのもの2個までが、機内持込みで飛行機に載せることが可能なので、今回、Anker 347(40000mAh)を2台持帰りました。

 

 タイは熱帯なので、天文機材で最も電源消費量の多いのはカメラ冷却です。

 寒季に実施した星見遠征では電源系を二つに分け、星見を実施しました

 ① ASIAIRで制御するものとして、

  AM5赤道儀+オートガイダー用カメラ+オートフォーカサー+メインカメラ(制御)

 ② 天体カメラの冷却(カメラ電源のみを独立させる)

 

 このように分けたのは、天体カメラが電力を大量消費するということと、仮に電源繋ぎ換え等で通電が一時的にストップしても、撮影切り換え時に行えば影響が少ないため。

 

 現時点でポータブル電源として、42000mAhを2個、40000mAhを2個、20000mAhを1個を所有しているため、下記のような構成を想定しています

 冬でも25℃以下にならないパタヤの実績だと、Motteru20000mAhで4時間程度のカメラ冷却が可能でした。

 これを考えると、40000mAhと20000mAhで一晩送電可能ということになります

 

 ASIAIRでの制御は42000mAhで一晩対応可能なようです。

 

 星見遠征は11月頃からであり次回予定の日本帰国は10月頃なので、この際に40000mAh級のポタ電を2個持帰る予定で、これらが揃うとMotteruを予備に回せることになります。

 

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 上記はAM5赤道儀+冷却カメラの2セット分の電源構成です。

 仮に乾電池駆動のSA-GTiにFRA400を載せ冷却カメラで撮影すると、冷却カメラの電源が必要になります。

 

 一晩の星見でどれだけの望遠鏡+冷却カメラを並べるかは不明ですが、今後は最低2セットは稼働させるのでしょうね。