双眼装置を入れるためには双眼装置分の光路長約100㎜を確保するために、鏡筒を短くする必要があり、103APOは10㎝分の鏡筒を分割して取り除くことができます。
いつものように取説を読まずに、最初に鏡筒を分割し、その後ドローチューブを回そうとして全く回らず、遅ればせながらWeb検索して取説を読むと、最初にドローチューブを回して抜き去り、その後鏡筒を分割するようになっていて、この通りにすると無事、主鏡筒、分割鏡筒、ドローチューブが分離でき組換えもできました。
最初1.25インチの天頂ミラーでピント合わせ。
双眼装置はウィリアムプティックス社製のものです。
経緯台はSJ-M経緯台に載せています。
使用感はVeryGoodです。
無事合焦したですが、天頂ミラーがクルリンパしてしまうため、2インチミラーに入れ替え。
2インチミラーに換えたもの。
写真で見ても安心感がありしっかりと固定できています。
無事にファインダーと鏡筒の芯があい両眼とも合焦
現時点での課題
① 接眼鏡が左が黒右が銀色と色違いですが、左がBK150750付属のスーパープロセールで右がSE120付属のプロセールであるということ。
当然見え味が違います。ただ左右の眼の視力というか衰え度合いも違うので、実際の星を観てこれは調整するか、違いを違いとして認識するかだと思われます。
② 接眼鏡を5㎜ほど浮かせて固定しています。接眼部は真鍮輪で締め付ける形式でなぜか右側は奥までアイピースを挿入するとアイピースを締め付けられません。アイピースは溝が切ってあるもので、これは左右とも同じです。
なぜか右側だけ真鍮輪で締め付けられません。
なおこの段階ではカメラ三脚ですが、なんとも不安定なので従前からAM5用に使用しているインノーレル三脚+延長筒にSJ-Mを載せ替えています。