この動画、スカイウォッチャーのΦ130反射鏡筒内にひたすら植毛紙を貼るだけの動画です。この動画はYoutubeのお勧めに出たものです。

 

 Φ130の細い鏡筒内に全周分の植毛紙を挿入し、それを筒内で周方向に広げていくという方法。植毛紙の裏側は粘着剤が塗布されていて、狭い筒内で裏紙を剥がして貼っていこうというもの。

 

 考えただけで結構無理な施工計画。

 全編26分のほとんどが、植毛紙と格闘している風景なのですが、あるところで急に画面が変わって「貼り終わりました」

 こちらの動画では、10インチドブソニアン鏡筒の内側を黒くするという動画。

 10インチなので周長は75㎝を越え、鏡筒長もそれなりにあるのでさすがに一枚モノで貼ろうなんて言うことは考えていません。

 幅10㎝程度の植毛テープを筒長方向にストライプ状に貼っていくというもの。

 ごく真っ当な施工法。前述よりは施工しやすそうですが、それでも苦労しながら貼り終えています。

 

 最後、埃取りテープで全面の浮遊植毛を取り除いているところがあり、参考になる点だと思います。

 3人目に紹介するのは植毛紙の裏面端2㎝ほどを剥がして、この部分を先に鏡筒内側に貼り、その後順次残りの部分を剥がしていくという手法。この人のが一番賢そうな貼り方に思えます。

++++

 現時点で反射鏡筒は持っていませんし近未来での購入予定はありませんが、何か将来的に使えそうであり、暇なときによく見ています。

 

 ちなみに下記、Youtube動画の表題にある「Flock」はゴミとか羊毛という意味があるようで、標準的な英語辞書では調べきれませんでしたが、口語表現として植毛紙を貼るという意味があるようです。