メーホンソン星見遠征で赤い星雲はF値の明るいSE120鏡筒で撮影しました。

 

 SE120はΦ120㎜ L=500㎜ですが、画像補正のためクローズアップレンズを入れているためF値は4.0前後まで改善されています。

 M42 メーホンソン星見遠征一発目の撮影対象

 

 M42なので元が明るいためこれで議論するつもりはありませんが、一口に赤い星雲といっても、このオリオン大星雲を筆頭にいて座辺りのM8,16,17、20などは明るいわけですが、俯瞰すれば「暗い」赤い星雲が大半でF値の小さなアクロマート鏡筒は有用になるわけです。

 

 次の段階として、明るいF値をそのままにして、大口径/長焦点化を図り、小さくて暗い赤い星雲を対象にした鏡筒が欲しくなるわけです、、、

 

 まあ素直にVixenのR200SS鏡筒を選べばいいわけですが、依然としてVixenは下記のような状況。

 ということで現在検討中なのがこれ。Φ150㎜ L=750㎜でF5.0の鏡筒。

 

 実はSE120は特価5万円以下で購入した鏡筒なんですが、接眼部周りでBORGの細かい部品を組み合わせたので倍の10万円近くになりました。

 

 仮にこのBK150750を購入するとしても、SE120での別途購入品がそのまま使えるので鏡筒本体のみの購入で済み、F値は同様に4前後に改善されるハズ。

 

 このスカイウォッチャーだと次回6月帰国でタイに持ち帰ることができ、次期星見好機までに性能を確認することもでき、足りない部品があれば次々回の9-10月帰国で対応することも可能なので、まあいいかなと。