「Space Station Guys」という動画サイトがあって、ISSの撮影をどうやっているかを紹介しています。

 

 自宅玄関で動画撮影しているようで、見ると結構ゴチャゴチャしていて、何となく日本の家という感じの絵柄ではありますが、米国在住の人のようです。

 

概要)

・ドブソニアンΦ254-1200㎜((DOB10)で手動追尾している

・Fire Captureでカメラ制御

・ZWO ASI224MC(1/3インチ)

・TeleVue Powermate併用(細部機種不明)

・レッドドットファインダー(機種不明)を見ながら追尾

 

 カシオの画角計算サイトで試計算すると、

 Powermateの倍率を2倍と仮定すると焦点距離は2400㎜(F9.4)

 ASI224のセンササイズを代入すると上記の結果。

 

 分単位に直すと横7.0分、縦5.3分、斜8.8分。

 標準的なISSの画角は1分角程度なので、画角の5~7分の1程度の大きさで撮影しているようです。

 見るからにきつそうな体勢で追尾していて、オールウェイズイグゾースティッドといっていますが、確かに疲れそう。 

 でも動画で紹介されているISS画像はそれなりに見事、、、

 

 ファインダーは素通しガラスのようなので、満月の1/30程度のISSを画角の中に入れるのは結構大変だと思います。

 見方を変えれば画角を外れながら行ったり来たりしたとして、そのうちのある瞬間で画角に収まり、これを撮影出来れば静止画像としては成果品となるわけです。

 

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 私自身晝間がヒマな人種であり、かつ星がよく見えない都会在住なので、ISSの太陽面通過とか、夜空で-3等級ほどに輝くISSの軌跡を追いかけてみたいと思っているところ。

 参考になる動画ではあります。