Kenko×BORG のMOEBIUS(メビウス) M-M5経緯台に600㎜ズームを載せて6月の満月を撮影。

 

 5月の一時帰国で赤道儀と天体カメラ2種を持ち帰ったため、ここしばらくは調整の意味も含め望遠鏡-天体カメラ-赤道儀で月撮影をしていました。

 昨晩は満月でコントラストが少なく寝ぼけ頭午前3時だったので、同じく日本から持ち帰ったMOEBIUS M-M5経緯台に載せて満月を撮影。

 

 この機材は鳥用超望遠カメラでの月の撮影とISSの手動追尾用に組んだものです

 M-M5経緯台にAstroStreet L型マルチアリガタプレートを付けています。

 従前は名前に示す通りL字形にプレートを付けて、上に飛び出したアリガタを持って、プレートの向きを調整していました。

 

 現在はプレートとアリガタを平行に取り付けています。プレート左端にアルミ製の操作バーを付けたので、これで上下左右に振り、常時持つことでカメラ画角を安定化させます。

 

 この経緯台には微動ハンドルがついていますが、よほど微調整をしないと空回りするだけで用に立ちません。

 またガタは軸の軸力/トルクを調整できるネジがあり、これを締め込むことにより修正可能です。

  農事暦(The Old Farmer's Almanac)によると、6月の満月の呼び名は「ストロベリームーン(Strawberry Moon/苺月)」

 

 SONY α1+SEL200600G+T/C1.4にて撮影