午前1時半から5時半まで延々4時間の電視観望。
 前半はΦ127で、後半はΦ72。
 後半は、次回以降、遠征で使う機材の使用性の確認。

 Φ72で電視観望したC92 エータカリーナ星雲。
 もともとアルゴ座という巨大な星座があり、これはアルゴ船というギリシャ神話に出てくる船をイメージた星座。星座として大きすぎたので、これを分割して幾つかの星座に分けていますが、この星雲がある部分は船の竜骨にあてがわれ、今ではりゅうこつ座という名前になっていて、このC92は船の竜骨の先端に灯る赤いランプになっています。
 

 これはメシエ46に重なる形のNGC2438をΦ127㎜で電視観望したものです。

 

 NGC2438がカラフルな色(緑、オレンジ、黄色)で浮かび上がっているのはよいとして、明るい星一つ一つが爆発したかのように火花みたいなものが出ています。

 

 ここに至るまでの経緯を述べますと、
① Φ127㎜は暗い鏡筒なので一コマの秒数を伸ばさないとスタック合成できない
 焦点距離1500㎜、F12なので暗く、一コマ2秒とかの露光だと「アライメントできません」という警告が出ます。
 一コマを4秒、8秒、16秒と伸ばしていくと、16秒当たりでやっと一コマ当たりの星の数が揃うらしく、スタック合成を開始します。

 

 ここで電視観望できるのかな、、、と淡い期待が出て来ます。

 

② 高倍率だと星が暴れる
 経緯台は同じ機材を使っていますので、自動追尾する際の歯車のかみ合わせ等で、ガタガタ星が暴れますが、倍率が小さいと星のニジミの範囲に収まるらしく、見た目違和感がありません。
 対して、高倍率にすると、暴れる大きさも大きくなり、上記のような星が点像にならなくなります。

 

 これを防ぐには何種類かの方策がありますが、現時点でやる気なし。
 手持ち機材でも組めなくはありませんが、ベストな機材を求めると具体的対策は、次回日本一時帰国以降になります。