昨夜、大阪まで行ってアン・サリーさんと畠山美由紀さんの「ふたりのルーツショー」Vol.5 観に行って来ました。


会場の「味園ユニバース」は元キャバレーだった場所。

バブル期の豪華な造りなのかな…地下に広がるダンスホールの大空間。
5~600人くらいは入ってたのかな…
天井からぶら下がる惑星の様な照明や、
壁面やバーカウンターのレトロな造りが素晴らしく。
お客さんみんな開演前に会場を写メしまくってました。



そんな場所と今回の「ふたりのルーツショー」というプログラムのマッチングも素晴らしく。
この会場をブッキングしたイベンターさんに拍手です。(^-^)/

メンバーはおふたりの他にギター笹子重治、フレットレスベース織原良次、クラリネット黒川紗恵子、ドラムレスでボーカリストを際立たせる面白い変則ユニットだと思いました。
織原くんのフレットレスベースもハマってる。
それに司会 中原仁…(・_・;
そう、司会の人が居るんです。

ライブはおふたりが一曲か二曲交代に、それぞれがルーツとしている思い入れのある曲をセレクト歌っていくというもの。
どちらかが歌ってる時もう一人は舞台端にセットされたテーブル席に座って、
司会の中原仁さんとそれを観ている…
こんなスタイルは初めてみました。

ただ観てるだけじゃなくて、
不意にマイクを取ってハモり始めたりもして、
終始リラックスした雰囲気の中、おふたり自信が何よりこのライブを楽しんでるのが伝わって来ました。(^^)



ネタバレになるとアレですが、
キャロル・キング、SADE、松田聖子、ローリングストーンズ、シュガー、大貫妙子、バートバカラック、細川たかし、八代亜紀、矢野顕子、聞いた事も無いブラジルなど海外アーティストの曲が共存する歌謡ショー!
こんなジャンルレスな選曲なのに、歌い始めた瞬間全て自分のものにしていると分かる。
このふたりでないと出来ない最高の時間を魅せて頂きました。素晴らしい!感謝!



アンコールの最後にふたりで歌った「蘇州夜曲」はやっぱり良い曲。
反則です。泣いてまうやろー!(⌇ຶД⌇ຶ)!

個人的には品のあるアン・サリーさんがあんなにハッチャケてる姿を観れたのが最高でした。
キーワードは「感情失禁」。( ̄▽ ̄)

あと、織原くんが弾いてるベースがTOKAI製のエントリーモデルだと知ってるのは、
この会場の中に他に居ないだろう…とほくそ笑みつつ、

彼が演歌を弾いてる姿もかなりレアだったかと思います。(^^;;

兎にも角にも素晴らしいショー!
比べるのもおかしな話ですが、年末に観たKING CRIMSON高松公演と同じくらい良かった!(T ^ T)!
鳥肌立ちまくりのライブ!

帰りに勢いあまってCD4枚も買っちゃいました。(^^;;


会場でもらったおふたりの友人が手作りしたと言う記念のクッキーを
もったいなくてまだ食べられずにおります。(^^;;


是非また次の機会があれば観に行きたいと思います。(^-^)/


Rockoonは以前に5弦フレットレスをご紹介しましたが、
今回それよりはポピュラーな4弦フレッテッドmodelを入手。


ご覧の様にフレイムメイプルが綺麗に出ている個体。
最近はエキゾチックウッドがもてはやされてますが、
この時代はやっぱり虎目だよね~(^_^)

ピックアップはPJ
ディマジオかと思いきや…見えにくいですが、
透明のステッカーにはschallerの文字が…

schallerってピックアップも作ってたんでしょうか?

ブリッジは間違いなくschaller製


コントロールはボリューム、バランサー、2トーン


指板は真っ黒なエボニー


ヘッドは3/1レイアウトてコンパクト



メイプルとウォルナットの5ピーススルーネック


バックの虎目も綺麗に出ています。

トップとバックに厚めのフレイムメイプル
センターにマホガニーといった構成。



音の方は上品でまとまりの良いコリっとした音。
パッシブなのに何故かちょっとアクティブ臭い…(´Д` ) 低域は少なめな感じ。

ボディバランスがとても良く弾いてて疲れにくいベースです。(・ω・)ノ

5弦と並べてみました。


ボディサイズはほぼ同じ。
ネック幅が少し違うだけの様です。

ヘッドの大きさも殆ど変わり無いです。




久々にベースをアップします。
79年のグレコのフレットレスっす。(^_^)v

イバニーズMCやアリアSBと同年代、グレコもスルーネックベースをシリーズ展開していました。
それがGOBシリーズ。
むか~し昔ベースを始めてすぐ位くらいの頃に、
2ハムのGOBを持ってた事があったんですが、
それはもう重戦車で重くて鈍重な印象…(´Д` )
ちょっと僕にはシンドいな~って感じで、
以来GOBシリーズには手を出して無かったんですが、
その頃は弾いたこと無かった1ピックアップ仕様のGOB II の最上位機種で、
しかも珍しいフレットレス仕様! (-⊡ω⊡)
て事で逝ってみました。



ピックアップは一見ハムの様な大きさですが、
ダブルコイルのシングルピックアップ。

シングルにしてはパワフルでパンチがあります。

コントロールツマミはボリューム、high、low。
highとローlowのブースト/カットのみですが、オリジナルプリアンプ内蔵によるアクティブ仕様です。


ブリッジはガッチリしたタイプ
イモネジは前のオーナーさゆが新しいのに交換したのかピカピカです。


指板はツヤッツヤ漆黒のエボニー


ヘッドはちょっと癖のあるデザイン



裏から見るとメイプル・ウォルナットの7ピースネックと、
5ピースボディの作りの良さが良く分かります。


この辺りの丁寧な作りを見ると、
何処のハイエンドベースかと思っちゃいますね~ (-⊡ω⊡)



肝心の音の方ですが、これがまた良いんですよ。
クリアで抜けが良くパンチがある。
最初フラットワウンド弦が張ってあったのですが、
コレは…と思ってラウンド弦に張り替えたらもう抜けが良すぎて…(^^;;
ちょっとハイを絞るくらいが気持ちいいてす。



あまり見かけないベースなんですが、
これ2ピックアップでMCみたいな3band EQか付いてたら、
バカ売れしてたベースかも知れません。
僕も今さら知った訳ですが、隠れた名器です!!!
フレッテッドmodelも探したいなぁ~(*´Д` )ハアハア

某書に紹介されてもいます。


フレッテッドモデルですがネットで拾ったカタログ画像も貼っておきます。(・ω・)ノ


2015年ももう今日でおしまいですね。
明けて1月のライブ告知しとこうと思います。



1月は2本。

◎ベッドサイドキネマ
1/16(土)高松MONSTER
OPEN 18:00~ START 18:30~
前売/1500円、当日/2000円 (drink別/500円)

久しぶりのMONSTER。
東京から「海月ひかり」さんとやらが来て、
地元高松では今勢いのある「28th」
更には仄暗い系「モリスタヨスオ」はんと一緒です。


◎NOiZ
1/17(日)アルファあなぶきホール 小ホール
「親父バンド大集合」
OPEN 12:30~ START 13:00~
一般/1000円、高校生以下/無料

ベッサイの翌日。
親父バンドって凄い…(^_^;) あなぶきホール借りちゃったよ。
NOiZではクラシックや古今東西の名曲をギターインストアレンジで演奏。
還暦をとっくに越えたメンバーさんが多い中私めは最年少。
でも、今やってるの中で一番ベースの音数は多いです。(^_^;)
チケットも既に沢山売れてるそうで、
楽しいライブになりそうです。


お時間ありましたらお立ち寄りくださいませ~(^_^)v



正直言ってそんな好きだった訳でも無いし、
曲も「21世紀の精神異常者」くらいしか知らなかったキングクリムゾンなのですが、
Japanツアーは東京、大阪と、何故か高松!(´Д` )
もう2度と高松に来る事なんて無いだろから、
チケットはめっちゃ高かったけど観に行って来ました。( ̄▽ ̄)


で、ロクに聴いた事もないど素人でしたが、
メチャクチャ良かったです!(((o(*゜▽゜*)o)))!
複雑怪奇で、超テクニカル!
変拍子だらけのキメだらけの難曲ばかり!
トリプルドラムの緻密なアレンジに脱帽!
何やってるか全く分からんかったけど、
高いチケット買って観る価値は充分過ぎる程あり、
鳥肌立ちまくりの2時間!

会場内はもちろん撮影禁止なんだけど、
アンコールの手前、トニーレヴィンが客席にカメラを向けでる間だけは撮影オッケーて事で。
僕もパシャり。 (-⊡ω⊡)



会場では高松のミュージシャンが大勢いて顔見知りだらけ。。。(^^;;



大満足の一夜でありました!(=゜ω゜)ノ


追記:おそらく香川で一番キングクリムゾンを愛してる川井さんの、超詳細な高松公演ライブレポ。凄いっ!(>_<)
http://blog.livedoor.jp/kyab5938/archives/52241848.html


これもちょっと前の話しですが、
9月にバンドサポートで来られてたフレットレスベーシスト織原良次さん。
そのソロライブを見に金曜日、仕事終わり新居浜へ車を飛ばしました。( ̄▽ ̄)

初めて行く場所でしたが新居浜にこんな素敵なお店があったんですね。 (-⊡ω⊡)
とっても趣味のいい気持ちいい空間。
普段はカレーの美味しいカフェらしいです。


その客席の一部をステージにしてましたが、
ステージ上は椅子1個とアンプのみ。


2部構成でジャズスタンダードとオリジナル曲を半々くらい…かな、
演奏されてたんですが、勿論の事ながら全てshinmei_t mod のTOKAIフレットレスベース一本で演奏。(^^)

足元はルーパーとボリュームペダルのみです。


ベーシストよソロと言うと、ひたすらベースを弾きまくる印象ですが、
織原さんの場合ハーモニクスやボゥを使った効果音的な音も織り交ぜ、
とても心地いい環境音楽、現代音楽と言った佇まい。
個人的にはジャズスタンダードよりもオリジナル曲の方が好きでした。( ̄▽ ̄)

織原さんにも伝えましたが、
ライブハウスとかより直島や美術館で聴きたい感じでした。(^^)

来年にはオリジナル曲のソロアルバムも制作されるそうなので必ず買います。o(ʘ`ωʘ´)o



で、その次の日は徳島でライブ…との事で、
その移動途中に我が家にお立ち寄りいただき、
アレコレとベースを弾きまくってもらいました。(^^)

めぼしいフレットレスベースは全て引っ張り出し弾いてもらい、


初期フォデラをはじめとする蝶々三羽、カールトンプソン、SUGI、ZONなどの他、
shinmei_tさんも絶賛したVOX apolloやGibson melody maker、それに鉄ベースをいたく気に入ってもらい、
また、80年代トーカイを使ってらっしゃるので、
うちの80年代グレコのジャズベやプレベ、イバニーズのMCシリーズの良さも体感。



2時間弱の短い時間でしたが、
おおいに特濃ベースの世界を堪能していただきました。

そして、次回 織原さんにお目にかかるのは年明けの大阪。(^^)
1/10 アンサリーさんと畠山美由紀さんの「ふたりのルーツ・ショー」を観に行きます。
きっとまたshinmei_t mod のTOKAIフレットレスベース一本で演奏されてる事と思います。(^^)



楽しみ~( ̄▽ ̄)





そういや暫くblogの放置が続いてましたね。(^_^;)
すいません。FacebookやTwitterでちょっと満足してしまう傾向があり、どうもblog更新がおろそかになりがちです。(^^;;

先月の話しですが、東京で絵を見て来た話しをアップしておきます。

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11/12 東京 仕事終わり。Airの時間まで間が有ったので、渋谷Bunkamuraへ。前々から好きだったアーティスト、トレヴァー・ブラウンと三浦悦子のコラボ展示会 を観に行って来ました。
見る人に寄っては気分を害し、悪趣味とも取られかねない作品ばかりなので、
※閲覧注意です。

会場に入ると注意書きがあり「遠景のみ3枚まで撮影オッケー」との有り難いお言葉。もちろん有り難く撮影させていただきました。(^^)

これ迄トレヴァー・ブラウンの作品は作品集やネットなどで散々観てたのですが、実物を見て一つ発見。何れも等身大に近いサイズで描かれてます。 (-⊡ω⊡)。そして実物は本で見るより遥かに生々しく、激しく痛々しい。一点一点の作品の前でいちいち目が釘付けになりしばらく動けませんでした。(*_*)





そしてもう一つビックリしたのが全ての作品に値段が付いてる…(*_*)。しかも冬のボーナス突っ込めば連れて帰れそうな額…( ̄Д ̄;) 。本気で買ってみようか…と考えましたが、買ったとしてもこんなの家に飾れる訳も無く…また幸いな事に一番欲しいと思った作品は非売品(一枚目の画像の右端)で、ホッとしました。(^_^;)

でもホント、渋谷のど真ん中にこんなの並べて良いのか?と思いつつ、帰宅ラッシュの満員電車を掻き分け観に行って良かった…と、大満足でありました。( ̄▽ ̄)
冨田ラボを聴いて遅ればせながら「KIRINJI」ってい~な~(´Д` ) と思ってたんですけど、作品はそんな特に聴き込んでは無くて、つい最近になって。弟が抜けて兄が「KIRINJI」をバンド編成で再構成したと知り、しかも80年代僕が大好きで聴き込んだ「Qujila」のドラマー楠均さんが参加してると知り、ホントにホント今さらながら去年発売されたこの「11」を聴いたんですが…
ヤバいっ!(>人<;)!これメチャクチャいいアルバム! 素晴らしくクォリティの高い大人の音楽をかましてくれてます。







オマケのライブ映像見ながら、どうしてこのライブに行かなかったのか…去年岡山まで来てたんじゃん!(>人<;)知らなかった事を、激しく後悔してます。(つД`)ノ
原田知世さんと伊藤ゴローさんの「on-doc.」
丸亀 猪熊現代美術館のカフェ「MIMOCA」へ観に行って来ました。
チケを確保するのがちょっと遅くなってしまい、180人キャパのカフェに整理番号136番…
数少ない椅子には座れる訳もなく、
後ろの方で立見でしたが…



いやこれ素晴らしいライブでした。
二部構成で先ずは朗読。
題名忘れたけど、まず絵本を一冊朗読し、
その後、江國香織さんの短編(なんか犬のお話)を朗読。
ガットギターのBGMをバックにたっぷりと間をとっての朗読に引き込まれました。


そしてライブ。
最新作「恋愛小説」からの曲はもちろん
懐かしい「シンシア」「時をかける少女」などもガットギター一本のシンプルなボサアレンジで、
誤魔化しの一切出来ないライブ。
とても良かったです。

それと、ライブの満足度に密接に関わるのですが、
原田知世さんてとても姿勢がいい。
背筋は常にシャンとしていて、
立っていても、歩いても、座ってもその姿が美しいんです。
そして立ち振る舞いも丁寧でゆっくりしてる。
所作の美しい女性はそれだけで引きつけられる
とても大切な事なんだと思いました。

最後に客席に向かってお辞儀する姿も、
左右対称で綺麗。

ちょっと愚痴ると、ここ最近 公私共々色々あって寝れない日が続いてまして、
正直イライラが募り何をするにも雑で乱れがち…動悸までし出してバセドウ病再発させちゃったかと思うほどだったのですが、
ライブを観終わったあとは不思議なほど気持ちが落ち着いてました。
その立ち振る舞い、佇まいだけで、
静かに叱って頂いた気分。。。

ホント処方箋でした。

またCD聴こう。


FacebookやTwitterでちょこちょこ晒してましたが、
OPB-54/51ピンクペイズリーを貸し出ししてました。

ちょうどひと月ほど前、このblogをご覧になった土肥真生 さんて方から…
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ダイヤモンド☆ユカイさんの30周年記念LIVEでベースを弾くが、今回のセットリストにハマるピンクペイズリーのOPBを探している。でもどこにも見つからない…54か51どちらか譲ってくれないか?もしくはレンタルしてくれないか?
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と言う内容の正直「マジか?!Σ(゜д゜lll)!」となる、かなりビックリするメールをいただきました。

O.L.H.(ex.面影ラッキーホール)のsinner-yangさんからコメントやメール頂いた時も驚きでしたが、
長年blogやってると色んな事があります。^_^

でも、ピンクペイズリー特に54は今後も弾いて行きたい一番手に馴染んだベース。
51EXをお譲り…とも思いましたが、コレも手放したくはない…と、しばらく悩みまして、
でも、考えてみるとダイヤモンド☆ユカイさんの30周年記念LIVEにピンクペイズリーのOPB…(._.)
確かにハマりそうで、華やかな絵面が想像出来ます。
コレは是非ともご協力させていただきたいと思いまして、
売るのは無理だけど無償レンタルにして、代わりにblogで紹介させて欲しい。と言う条件で貸し出しする事に。

で、ここから先は細かな話なのですが、
54はしばらく使ってなかったせいかピックアップがゴソゴソ言う時があって電装系に難あり。
51EXは問題無いものの、54に比べペイズリーの赤味が強く、またコンターが入って無い角張ったボディなのでLIVEで使い難いかも…
どちらも素人が使ってた個体だしプロの現場で使うには色々不都合もあるだろ…などなど、色々考え、そのあたりの事を事前に伝えた上で、
使いやすい方をメンテナンスして使ってもらう事にして2本ともお送りしました。



で、土肥さんの手元に届き実戦に耐え得るべくリペアマンのところで調整される訳ですが、

・54のピックアップは断線しているようでダンカンの物に交換。
・念のため配線のやり直し
・ハイポジでの音詰まりがありロッド調整だけでは追いつかず、フレットを削る必要が…(^_^;)
・試しに51のネックを取り付けてみたらバッチリだったそう。

てな事で結果2本ともお預けして54のボディに51のネックで使用してもらう事になりました。

で、最初に届いたリハの画像がコチラ

ネック交換って言っても見ただけじゃ全く分かりませんけどね。(^_^;)



本番でのステージセッティング



で、その後のインタビュー内容がワイドショーで取り上げられ、
ピンクペイズリー君もちらっとテレビに映ったそうです。(^^;;

http://youtu.be/B98sr1Lc7MU


手元に戻って来たらまたあらためてご報告します。(・ω・)ノ