さーてぇ
エステパ産マンテカドの統一規格。
今やスペイン中で
(あ、日本でもw)
マンテカドやポルボロンが
作られ売られてるから
エステパ村の業者は
自分達の利益を守るために
産地呼称の認定を
申請したわけだね。
誰とも分からない勝手な業者が
適当な材料で、見た目だけ似た
粗悪なマンテカドを作って、
名前だけ既に有名な
エステパにあやかって
『エステパ村のマンテカド』とか言って
売り出したら、
一生懸命良質の製品を
作って売っている、
本家本元のエステパの菓子が
まがい物と一緒にされて
信用を失ってしまう。
だから、材料や製法、
製造地についての規定を
クリアしたものでなければ
『エステパ産マンテカド』と
謳うことは出来ないように
その規定認定と名称保護を
申請してるわけだね。
そうやってエステパが
今回申請しているのが
Indicación Geográfica Protegida
というもので、基本の概念は
これまでの
Denominación de Origen
(産地呼称制度) と同じ。
D.O. はワインなんかだと
よく知られてるよね。
でも D.O. の方は国内版。
これまでは各国とも
スペインならスペイン、
フランスならフランスというように
それぞれの国が
自国の中で通用する規定を
制定していたが
I.G.P. の方はヨーロッパ規模の規格。
呼称の制限の仕方はもちろん
これまでの国内規定とは違うが
特定の商品を産地指定で
保護する点はまぁ同じである。
和訳はとりあえず
スペイン大使館経済商務部の
Web に載ってる
『原産地名称保護』制度、
略称 I.G.P. ってことに
しときましょう。
で、そのエステパ産マンテカドの
I.G.P. の申請だが、
2008年に始めた手続きが
まだ完了してないらしい。
スペイン国内の審査が終わってから
EUの方へ申請を送って、
そっちの方でも認定受けて
きちんと登録されるまで
何年もかかる様子。
スペイン国内の方では
少なくとも審査を通過して
暫定的な I.G.P. をもらうとこまでは
行ってるが、EUの方へはまだ
申請が終わっただけの状態らしい。
だもんで、その材料や
製法なんかについての
規定細則は、今年(まだ今年だw)だからこそ
検索に引っかかってきたようなもんで、
これが例えば2年前とかだったら
前々回
くらいの内容で
もう限度だっただろう。 ヤッホウ。
さーじゃあ次回はやっと
本家本元のマンテカドと
ポルボロンの
材料、製法について
書けるかな。
つづく…
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んだけど、
年始しょっぱなから
前年度のお題を引きずるのって
何か好かんから、
ちーとだけ中休み入れます。
よいお年を~~~