近代的なな超高級ホテル、
大好きである。
でも泊る金がない。

近代的じゃない高級ホテルも
大好きである。
やっぱり泊る金がない。

どっちみち金がないわけだが
パラドールはスペイン全国に
散らばってるから
ドライブ旅行のコーヒー休憩に
利用する。

例に漏れずワタシも
中世の城や修道院などを
改築して作った、
古めかしい方の
パラドールが好きである。

1993年の夏、
ピレネーからフィニステーレまで
車で走ってたわけだが
パラドールのあるルートを
わざわざ選んで歩いた。

途中で
どんなパラドールかも知らずに
立ち寄ったのが
Villalba もしくは Vilalba のパラドール

いやこれがまたよかったんだねぇ
部屋数がたったの6部屋だったかな。
中世の城砦塔をそのまま
小ぢんまりとパラドールに
改装したものだった。

旧市街の狭い道を走っていると
他の遺跡でもよくあるように
住宅など普通の建物の間に
ほい、と出現する。
道から
狭苦しい路地かと
間違えるような
石の階段を上って入って行く
とても趣のあるパラドールだった。
(リンク先にあるビデオに
その階段が見られるよ)

内部も重厚なそのパラドール、
いつか泊れたらなぁと
憧れを持って後にし
ぼぼ10年後の2002年
機会があって
念願のそのパラドールに投宿した。

わずかな部屋数、シーズン中にも
かかわらず、あっさりと予約も出来た。

はやる心を抑えて到着、そしてチェックイン。

あれ?
何かちょっと…

何だこれー!! 増築しやがったなぁぁ!!

別棟を建て増して客室を増やし
利益率を上げようとしたってわけだ…
がっくりだよ…
当然ワタシは別棟の部屋、
こんなもん普通のシティホテルと
何ぞ変わりない。

事前に確認しなかった
自分も悪かったんだが、
スペインという国のパラドールに
観光客、特に外国人観光客が
何を求めてるのか、
そこんとこを
分かってないんだか
利益率の方が大切なんだか。

全く残念なことをしたもんだよ…

ま、でもね、今や
金持ち外人観光客に限らず
スペインにも結構出来て来た
富裕層が
こういう中世の建物を快適に
改築したのが好きだから、
パラドール以外に
そういうホテルが結構たくさん
各地に出来て来たってことが救いかな。

パラドールの名前が
世界中に知れ渡ってるってんで
改築出来る歴史的建造物が
ないところにまで
シティホテルまがいのを立てて
営業してんだから、
そんなのよりもチェーンにも属さない
個別の古城や修道院ホテルの方が
ずっとよくなって来てるって感じだね。

機会があればまた
そういうホテルのことなど
書いてみるかも。



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