サルと言えばあの果物、
皮を踏んですっ転ぶ
古典ギャグに使われる
あの果物と言えば…

バナナだろうかプラタノだろうか。

同じように見える
黄色い皮のアレを
ご丁寧に2つに分けて
片方には「Banana」、
もう片方には「Plátano」と
札を付けてるのを
見たことがある人、多いでしょ。
てかスペインでバナナを
買おうとした人なら
みんなが抱く疑問。
『どう違うわけ???』

Plátano の方が甘いと言われるが
ワタシにしてみれば
Banana でも熟れたのは
甘ったるいくらい甘くて
苦手なくらいだし。
そもそも甘さなんて
結構主観的なとこもあるし。

Plátano の方がちょっと
小さいかな… それも特徴かな…
などと思いながら放置してたんだが

過日、機会があって
バナナ、もとい
カナリアス・プラタノ生産者協会 に問い合わせてみた。
これがまたとっても親切で、
バナナとの違いを詳しく説明してくれた。

いわく、Banana も Plátano も
品種としては 同じキャベンディッシュ。
詳しく分けるなら
Banana の方は Gran Enana、
Plátano の方は Pequeña Enana。

しかし Plátano と Banana の違いは
品種間の差から来るものではなく
生産地の気候の違いから来るとな。

熱帯で育つ Banana は植物の成長が早く、
実が熟すのに3ヶ月しかかからない。
対する Plátano は
亜熱帯での栽培のため
木になったまま実が熟すのに
その倍の6ヶ月かかる。
つまり Plátano の方は言ってみれば
『弱火でじっくり』熟すため
Banana よりも甘くなる。

しかも、Banana は
遠方の熱帯からの 輸送に
15日程度かかるため
まだ熟しきらないうちに採取、
対する亜熱帯の Plátano は
輸送距離も時間も短いため(2日以内)
十分に木で熟させてから採取出来る。
そこにまた糖度の差が現れる。

ということなんだそうだ。
じゃーやっぱり甘さの問題だったわけね。
あと、品種名にも出てくるように
わずかに大きさにも差があるってことだ。

で、スペイン領土内で亜熱帯になる
カナリアス諸島の主品目はこの Plátano、
というか Plátano と言えばカナリアスとくるほど
産地としては有名なんだが
ここでは近年 Gran Enana も栽培し出したそうな。

…ってことで、
Plátano と Banana は
違うんです。
いや同じなんです。
いや違うんです。
もう後は個人の趣味と
お財布の具合で選んでくらさい。

ちなみに公園や街路樹の話題の時の
plátano と言うと、
バナナではなくプラタナスの方を
指してることがある、
てかこの単語は辞書ではまず
木のプラタナスとして解説されてます。

余談だけど、ここ数年
幸水梨も出回るようになってて
嬉しくて涙流しながら
食べてたんだけど、
ある時からパタっと
食べなくなった。
それは…  値段の横に
この表示を見たとき。

原産国: 中国


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