スペインのバル(bar)は、基本的に立ち飲みです。

レストランのように‘ご注文は?’なんてオーダーを

取ってくれるわけじゃないので、カウンター越しに注文

するわけです。

スペインのんびり暮らし-bar lleno

人気の店だとカウンターは既に2重3重のひとだかり。

なもんで、私のようなチビは、注文するのが大変。



しかも、1杯飲んで、チョビッとつまんだら次の店

へとはしご酒。その度に会計するので結構~

めんどくさい。


この会計が、長年私の疑問の種でありました。


だって・・・何せお店は超混み混み。

黒山の人だかり。そんな中次々に注文を受ける

店員さん(camarero/カマレロ)。


大抵、特にメモを取る様子も無く、

注文されたものをパパッと出してくれます。



カウンターに2重3重に人がいるんですよ?

あのグループは、何をいくつ頼んだとか覚えてないと

お会計できないじゃんじゃん?


でも、やっぱり覚えきれないときには、何飲んだ?

とか聞かれます。自己申告制です。


で、ある日うちのダーリンが仲の良いカマレロに

聞いてみました。

‘お客さんが、嘘ついたら損しちゃうじゃんじゃん?’

しかしそのカマレロ君の答えは・・・

‘え~!そんなこと考えもしなかった。

そうだよねえ。有りえるね~。‘

彼らは、どうやら性善説です。疑う必要も無いくらい、

正直な人々に囲まれているのでしょう。

さすがカソリックの国(あっ関係無い?)

日本だったら、真っ先にそんな悪い発想しちゃうんです

けど、もちろん正直者もいっぱいですが、中にはねえ。

そんな性善説の国でも対ジプシー(Gitano/ヒタノ)の事と

なると結構みんな厳しかったりします。


いろいろ歴史があるんでしょうが、それが当たり前と

なると同じ人間として、寂しい気持ちでいっぱいに

なります。

みんながみんなに優しくできたら良いのになあ。

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