チェンマイはバンコクに次ぐ第二の都市です。
タイの北部にあり、北方のバラとも呼ばれ、美しい寺院がある古都や、おしゃれなカフェが立ち並ぶニマンヘミン、郊外へ足をのばせば首長族の村や象乗り体験などもできる自然豊かな場所です。
首長族ではないけどかわいい女の子
観光都市ですが、バンコクと比べてだいぶゆったりとしていて、自然も満喫でき、ナイトマーケットなどの見どころも満載で、タイに行く方にぜひおすすめしたいスポットでもあります。
魅力的な南国のフルーツも、、
チェンマイでかかせないのは、北タイ料理、旧市街散策、サンデーマーケット、いろいろありますがチェンマイ式のタイマッサージもぜひ一度は体験してもらいたいです。
タイマッサージと聞くと、怖い、痛そう、アクロバティック、エビぞりされるあれだよね等といわれることがありますが、実はタイマッサージはもともとはインド出身。
あのアクロバティックといわれる動きもヨガのポーズと通じる部分があるのですね。
タイマッサージは大きく分けて、バンコク式とチェンマイ式がありますが、チェンマイ式はインドのアーユルヴェーダやヨガの要素を多く含み、そこに中国から指圧の技術も入ってきます。そして、あとで説明するのですが、センという独自の考えも組み合わさっています。
なのでタイマッサージを初めて受けられる方は、セラピストにヨガ、またはストレッチをしてもらっている、という感覚で受けてみると、なぜこんなポーズをさせられているのだろう?という疑問が消えていくと思います。あの動きには、深い理由があるのです!!
私が初めてチェンマイを訪れたのは2011年。
ITM(インターナショナルタイマッサージスクール)という学校に通うためでした。
念願のタイマッサージを現地で習おう!と気合を入れてタイに入国。入学の二日前にチェンマイに着き、宿泊先でシャワーを浴びた後早速本場のタイマッサージを受けてみよう、と意気揚々と外出しました。
ちなみにタイマッサージは本当にどこにでもあります。チェンマイすべてが激戦区といってもいいくらい、、
セントラルデパートでの体験
旧市街の西側、大きなショッピングモール。ここにもいくつかのタイマッサージ店が入っています。その中でもわりと混んでいた Moon Sabai Massage というお店に入りました。
まず、仰向けに寝かされてかかとのあたりから足先に向かってストレッチ。それからゆっくり戻ってふくらはぎや太ももに両手をのせて体重を使って押されていきます。脚にけっこう時間をかけてくれます。
足の裏やふくらはぎに圧をかけてもらうと、案外疲れているんだなということに気が付きますね。日頃頑張ってくれている足に感謝の気持ちが沸き上がります。
骨の脇に沿って圧をかけて手根や指圧を規則的に押してくれると、なぜか左右で痛いところがちがいます。
さらにストレッチをしてもらうと自分でするよりもずっと体が伸びてほぐれてくるのを感じます。
指圧とストレッチの組み合わせって最高ですね、、さすが世界一気持ちいいマッサージと称されるだけのことはあります。
あとで学校で教わったのですが、タイでは、人体にはセンというエネルギーラインがあるといわれていて、そこが滞ると疲れやだるさを感じるといわれています。その滞りを解消するのがタイマッサージの重要な役目の一つです。なんとそのエネルギーラインは2万5000本あるみたいです!
左右で痛みが違ったのはそのセンの部分が滞っていたからなのですね。そしてセラピストの方はそこを一生懸命流そうとしてくれてたのですね、、感謝!
仰向け、うつ伏せ、横向き、最後は起き上がって肩を指圧してくれたり左右にひねってボキボキされて終了。超スッキリします!!
これがタイマッサージかー、とぼんやり歩きながらデパートを出ました。タイに来て本当によかったな、と初日から感動、、、
しかしチェンマイではぼーっと道を歩いていると危険です。バイクや車がビュンビュンきて、場合によっては轢かれます。私は2回ほど危ない目にあいました。
これからチェンマイにいかれる方、タイマッサージの余韻に浸りつつも、舗装されていない道路も多いのでなるべく端によりながら歩くことを忘れずに!