最近、「第五の力」という言葉が物理学の世界で話題になっています。
重力、電磁力、強い力、弱い力――
これまで知られてきた4つの基本的な力に加えて、
正体不明の「第五の力」が存在するかもしれないという研究結果が発表されたのです。
その中でも注目されたのが「ミューオンg-2実験」というものです。
簡単に言えば、ミューオンという素粒子を超高速で回転させ、
その“揺れ方(磁気的な振る舞い)”を測定する実験なのですが、
理論で予測されていた値よりもわずかに“多く揺れていた”ことがわかりました。
この小さなズレは、
科学にとっては大事件。
既知の力では説明できないこの振る舞いに、
「もしかしたら、“まだ知られていない力”が働いているのでは?」
という可能性が浮上し、世界中の物理学者たちが騒ぎ始めました。
──そして、
私はそのニュースを読んだとき、
まったく別の角度から、
「?」と思いました。
というのも、少し前のこと。
私はエネルギーワーク中に、非常に鮮明なビジョンを見たのです。
それは、巨大な鉄工場のような空間でした。
暗く、どこまでも広がっていて、
中では溶けた鉄が静かに、しかし絶え間なく生産されつづけている。
私はその光景を、まるで「俯瞰する視点」として見ていました。
そのときすぐにわかりました。
あれは私自身の“想念の構造”が可視化されたものだと。
長年、自分を抑え、我慢し、言葉にできなかった感情や意志。
それらが、エネルギーとして蓄積し、
密度を持ち、“鉄”というかたちで物質化している。
この「想念の鉄」は、単なる象徴ではなく、地球次元においては、実際に「重力」や「場の重さ」に影響しているように感じられました。
つまり、想念の密度がそのまま空間に作用しているということ。
さらに私の中には、こんな感覚も芽生えていました。
これは私一人のものではない。
この鉄工場は、集合的な想念が共鳴しあい、強化しあい、まるでインフラのように「無限生成」されている構造そのものだと。
そしてある日、「宇宙の壁」という概念を知ったとき、
私はその鉄工場のイメージとピタリと重なる感覚を覚えました。
宇宙には、まだ解明されていない“見えない構造的障壁”があるかもしれない。
それは観測も困難で、物質でもエネルギーでもない“何か”のような存在。
けれど、それが空間を隔て、超えてはいけないような“圧”を生み出している。
私は直感しました。
「人間の集合的想念が、この“宇宙の壁”を生み出しているのではないか?」
↓その2に続きます^_^

