↑の続きです
でも、ここで一度疑問が生まれます。
なぜ、人間の想念が宇宙にまで影響するのか?そんなバカな、と思われるかもしれません。
けれど、ここで浮かび上がるのが
「宇宙と人間の照応関係」
という古くから語られてきた視点です。
上にあるものは、下にもある。
宇宙は私たちの中に映し出され、私たちは宇宙の一部として響いている。
この考え方に立つなら、
人間の内側で密度を持った想念(特に抑圧・恐れ・我慢)は、
それに対応するような空間構造を“外界”にも生み出してしまう。
つまり、人の心の内側にある“重さ”が、
宇宙のある領域で“壁”として結晶化しているのかもしれないということ。
実際、私たちは今、日常の中でも
“見えない壁”のようなものを感じることが多くなっています。
言葉が通じない。
共感が伝わらない。
想いが跳ね返される。
距離感だけが広がる。
それは単なる性格の違いでも、
世代の断絶でもない。
もっと深いレベルでの
「磁場の歪み」のようなものが
人と人のあいだに発生しているように感じるのです。
そして、その歪みは、“宇宙の壁”の照応現象として、
私たちの意志疎通というレベルにまで影響を与えているのではないか。(という構造的神秘家の考察)
問題は、それだけではありません。
私たち人間は、その「壁の正体」がわからないまま、
そこに
“観念のレッテル”を
貼りはじめてしまうのです。
「価値観が違う」
「わかってもらえない」
「あの人はおかしい」
こうして、本来は一時的な
“磁場の乱れ”だったものが、(バグっている)
人間の想念によって固定化され、分離の構造として定着していく。
気づけば、鉄のように硬く、重く、冷たい壁になっている。
私は、ミューオンg-2実験のニュースを見たとき、
その“微小なズレ”の背後に、
こうした想念の共鳴場の存在が映し出されているのではないかと感じました。
科学は、まだ言葉にできない力をようやく探知しはじめている。
そして私たちは、その力をずっと“内側”で使っていたのです。
想念が、構造になる。
それが「第五の力」の、もうひとつの顔なのかもしれません。
ならば、今も世界に漂っている「つながれなさ」や「通じなさ」も、
想念がつくりだした
“鉄の構造”であるのなら、
私たち自身の意識と意志の鍵にによって、それを“扉”に変えることも、きっとできるはず…できた。
と見ています。
