↓こちらで米の生命観を書きました^_^

で、最後は

米の神観です。


日本人にとって米は、食物以上のもの。

それは「神そのもの」であり、「神意の顕現」であり、「神との交信の媒体」でした。


🌾《米の神観》

— 米に宿る神とは誰であり、どのような働きをするのか


❶ 米は「天から降ろされた神の実」

  • 『古事記』『日本書紀』において、天照大御神が孫・邇邇芸命(ににぎのみこと)に与えた「斎庭の稲穂(ゆにわのいなほ)」は、天の意志そのもの。
  • 稲=神が地上に送り込んだ神性の媒体であり、米はその“霊的な実”。
  • よって、米は「神の命のかけら」であり、神が物質化した形。

☞ 米に宿る神とは、

「天意をこの地にもたらす神」。


❷ 米は「神を呼び、神を迎える依り代(よりしろ)」

  • 神道の祭りでは、まず米を「供える」ことから始まる。
  • 神は、清らかな米に引き寄せられ、その場に降り立つ。
  • 米は「神を呼ぶ磁場」であり、神と人が出会う聖なる座(いましめ)。

☞ 米に宿る神とは、

「人間との交わりを求める神」。



❸ 米に宿る神は「繁栄と霊的秩序の守護神」

  • 米は五穀の中心であり、豊穣=神の祝福の証。
  • 豊作とは、単なる作物の収穫ではなく、神意にかなった生き方をしたことへの答え。
  • 稲荷神・宇迦之御魂神・田の神は、いずれも「霊的な繁栄秩序を支える神格」。

☞ 米に宿る神とは、

「宇宙秩序と調和の神」。


❹ 米は「人間の神性を目覚めさせる鏡」

  • 炊きたての米の香り、湯気、白さ、温もりは、人間の原始的な記憶(霊的共鳴)を呼び起こす。
  • 米を口にすると、肉体だけでなく魂が満たされるような感覚が生じる。
  • これは、米を通して内なる神性が起動している証。

☞ 米に宿る神とは、

「わたしたちの中の神性を目覚めさせる導師」。


❺ 米の神は「関係性の中に顕現する神」

  • 米は単独では意味を持たず、供えられ、食され、分け合われて初めて“神”になる。
  • 神とは「崇拝の対象」ではなく、命と命の間に宿る“響き合い”そのもの。
  • 「いただきます」は、命を差し出す神への感謝と共鳴の合言葉。

☞ 米に宿る神とは、

「他者とともにあるとき顕れる神」。


🔯結論:米の神観とは…

🌾 米は“神そのもの”ではない。だが、米は“神が形をとってこの地に現れたもの”である。

米の神とは、

  • 天から命を託された神
  • 地に根を下ろす秩序の神
  • 人の祈りと感謝を受け取る神
  • 人と人を結ぶ神
  • 人の中に眠る神性を目覚めさせる神

はぁー、私たちの誇りの全てが米に
こめられて(またーw)ます。

私はこの令和の米騒動の恩恵で
日本人としての誇りを取り戻しました。

最後に祈りが得意な人は
↓を唱え祈りをあげてみてください。