3秒~3分で読む超短編小説とお気楽メモ -20ページ目

3秒~3分で読む超短編小説とお気楽メモ

<題名>とタイトルを書いているのは、短編小説です。他のものは、日記訓練です。去年はよくサボった。今年はサボらないならすごいが、続くとも限らない…?

朝の電車に、二人のリクルート姿の女性が座っているが、よく似ている。話が弾んでいるところから、友達なんだろう。
だが、もし、片方がアンドロイドだとしたら、どちらだろう。
アンドロイドは人工物だから、より対称的につくられるだろう。だが、完全にではない。完全な対称だと、人は不自然に感じるのだ。だから、優れた設計者なら、適切なゆらぎを持たせるはずだ。
でも、経済性やメンテの面から、表情筋に相当するメカニズムは簡素化したいと思うだろう。
そうなると、右半分の顔には、若干のにこやかな表情を持たせ、他方をニュートラルにするかもしれない。
顔の向きを若干、変えることで、印象を相手に伝えることができ、パターン化された喜怒哀楽より自然な表情になるだろう。
電車は混み合い、いつの間にか二人は、ひょっとすると、一人と一台は、いなくなった。