行動できないのは意志じゃなく“脳の報酬回路”
前回からの続きとなります
「やらなきゃいけないのに動けない」
「三日坊主で終わるのは意思が弱いせい」
そうやって
自分を責めてしまった経験、ありませんか?
実は行動できないのは意志の弱さではなく
脳の“報酬系”という仕組み
に関係しています。
報酬系とは、脳の中で
「これをやったら得になる」
「快感がある」
と判断するときに働く神経回路のこと。
ドーパミンが分泌されると人は
「もっとやりたい」
「もう一回やろう」
と自然に動けるようになります。
でもここで落とし穴がひとつ。
脳は
「先にごほうびがあること」
には強く反応するのですが
「成果が先延ばしされること」
には反応しにくい。。。
ダイエットや資格勉強のように
結果が数ヶ月先にしか現れない行動は
脳にとって
「すぐのごほうび」が見えにくいから
モチベーションが続かないのです。
そこで必要なのは
「ごほうびを小分けにすること」
勉強したら好きなカフェに行く
運動したらお気に入りの音楽を聴く。
成果が出るまで待たなくても
日々の行動に小さな喜びをセットすれば脳は
「快感」を感じて動きやすくなります。
つまり、行動できないのは
あなたの根性が足りないからではなく
脳の仕組みに合った
“ごほうび設計”をしていないだけ。
報酬系を味方につければ
意志の強さに頼らずとも
自然に動ける自分をつくれるのです。
――次回予告!
「続けられない」
のは飽きっぽいせいじゃない。
“習慣化”を邪魔する脳のトラップとは?
個人セッション→Unlock Inner Voice
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