今日、私は泣いた。
職場で、ある出来事をきっかけに
自分でも抑えきれない感情がこぼれ出た。
顔がグシャグシャになっても
泣くことが抑えられなかった。
誰かに怒っていたわけじゃない。
誰かの出来事はきっかけでしかなく
ただ、自分の中にずっとあった
「頼れなかった記憶」が、疼いたのだ。
家庭の都合でシフトを希望するスタッフに
表面的には「大丈夫だよ」と笑っていたけど
心の奥ではずっとざわざわしていた。
その人には何の悪気もないし
むしろとても信頼している。
大好きだ。
だけど私は、自分が子育て中に
誰にも甘えられなかったこと
頼るという選択肢すら持てなかった日々を
思い出していた。
愛しい我が子が病気になるたび
愛しい我が子の用事があるたび
キャリアや信頼、責任と天秤にかけ
母として、妻として、従業員として
完璧にこなすには
自分の力しか頼れなかった
でも全てが中途半端で
一人っ子なのに仕事ばかり
希望した役職を与えたのに欠勤ばかり
家の中はぐちゃぐちゃで妻として自信を失い
仕事ばかりで嫁としても使えない
挙句、役職を奪われ、降格し
うつ病になり家事も育児もできなくなった
「私だって頑張ってきたのに」
「そして今もまだ、無理してるのに」
そんな思いが溢れてきて
「頑張って無理してきた!」
と声を上げた瞬間、涙が止まらなくなった。
それは店長や今の仕事にではなく
決して怒りではなく
私の生き方全てにおいて
誰かのために頑張ってきたから叫んだのだ。
スタッフの希望や
事情を受け入れるたびに
どこかで
自分の傷が刺激されていたのだと思う。
怒りじゃない。
ただ、私は“あの頃の私”を
まだ抱きしめきれていなかっただけだった。
私は、誰かの
「幸せに働きたい」を叶えたいと思っている。
それは本音だ。嘘じゃない。
でも気づいた。
「誰かのために、また自分を犠牲にしてる」
そんな感覚が
いつの間にか私を追い詰めていた。
「だったら私がシフトに入ろう」
「私が埋めよう」
「私が背負おう」
そして今は
『だったら私が勤務を減らそう』
『私が譲ろう』
『私がまた背負おう』
その優しさの中に、
どこかで「私さえ我慢すれば…」
という古い癖が混ざっていた。
現実はある。責任もある。不安もついてくる。
だからまた、私は自分に言ってしまう。
「頑張れ」
「頑張らなきゃ」
「本業で取り返せばいい」って。
でも本当は、
頑張りたくない私がいる。
ううん。
もう身体が無理をできないのだ。
術後の体力低下は
思っている以上に私を蝕んでいる。
身体も心も、無理ができない。
だからこそもう一度
自分の気持ちに正直になりたい私がいる。
今日、その私が泣いた。
ずっと言えなかったことを
ようやく言葉にしたから
泣けたのだ。
私は、「頑張らなくていい私」も
この職場にいていいと、自分に許したい。
そして
そんな空気が流れる職場にしていきたい。
自分の弱さも、大切にできる強さ。
それを、私から始めたいと思った。
もし今、
「どうしてこんなにしんどいんだろう」
って思ってる人がいたら
どうかその声に
静かに耳を傾けてあげてください。
あなたの本音は
きっと「誰かを責めたい」じゃなくて、
「もう、がんばらなくていいよ」と
言ってあげたいだけかもしれません。
どんな立場でも
人間であることに変わりはない。
感情をもって、過去を抱えて
今を生きている。
そんな私の声が、誰かの心に届きますように。
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