「やりたいことがわからない」の正体には“選択回避”という心理効果があります
やりたいことがわからない。
これって実は
多くの人が一度は口にする言葉です。
「自分には情熱がないのかな」
「周りは夢中で頑張っているのに
私には何もない」
そんな風に落ち込む人も多いのですが
脳科学や心理学の視点から見ると
“やりたいことがわからない”
のは才能不足でもやる気不足でもありません。
その正体のひとつが
「選択回避」という心理効果です。
例えば、スーパーでジャムを買おうとしたとき。
棚にジャムが2種類しかなければ
だいたいどちらかを選んで
レジに持って行きます。
でも種類が24個並んでいたら?
人は迷いすぎると逆に
「今日は買わなくてもいいか」
と立ち去ってしまうのです。
つまり
“選択肢が多いと、人は決断を避ける”
のが脳のクセ。
やりたいことも同じで
あれもこれもSNSで見えてしまう現代では
「やりたいことが多すぎて結局決められない」
という選択回避が起きています。
さらに脳には
「間違いたくない」という防衛本能も働きます。
わたしの周りやクライアントに
多いのがこれです
失敗したら恥ずかしい…
結果が出ないと他人がなんと思うか…
やることを笑われたら…
お金を失うだけかも…など、キリがない 笑
脳は失敗を強烈に嫌う
ので
「選ばなければ傷つかない」
と無意識に思ってしまう。
その結果「やりたいことがない」ではなく
選べないから
やりたいことがわからないことにしておく
誰かに選んでもらう(任せる)
という状態にハマるのです。
ここで大切なのは
“小さな選択を繰り返すこと”
脳は「選んで動く」ことに慣れると
次第に怖さを感じにくくなります。
だからといって、大きな夢やライフワークを
いきなり決める必要はありません。
今日のランチを直感で選ぶことも
立派なトレーニング。
服を迷わず買ってみる。
休日の予定をサクッと決めてみる。
そんな些細な行動の積み重ねが
「私は選べる」という感覚を育てます。
やりたいことは
考え込んで出てくるよりも
「選んで動いた結果、気づいたら好きだった」
という形で現れることが多い。
だから“選べない自分”を責めなくて大丈夫。
それはあなたが怠けているのではなく
脳の性質に振り回されているだけ。
「やりたいことがわからない」
と悩むとき、あなたも
“選択回避”という心理効果に
ハマっているサインかもしれません。
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