

準備しないといけないのに
まだ布団でゴロゴロしてます
こんな田舎まで
わざわざ来てくれるなんて
ありがたいですよ。
そんな田舎に
新しい信号が設備され
ちょっと嬉しかったり(笑
住民1万人いないけど
来年には高速道路のインターが出来て
その影響で開発が進んでます。
便利になるのはいいけど
こんな張り巡らして
30年後に維持できるのかな?
高齢者社会
少子化
若者の車離れ
結局のところは全て税金
何とかなるってな政治
解体せねばならんのちゃう?
心配になってしまう。
開発が進む田舎とは逆に
栄えてた実家がある地域は
高齢化が進んでいて
2つあった大型スーパーの
最後の1つが昨日閉店した。
50年の歴史があるイズミヤ
閉店は知っていたけど
多くの地元住民が押し寄せ
お別れをとのニュースに
胸が熱くなった…
死んだ親父がこのイズミヤが好きで
火曜日の休みには
朝早くから自転車で行っていた。
親父との想い出
本当に少ないけど
このイズミヤでの想い出は
何個かあって
その記憶をよく思い出す
小さい頃一緒に行きたかったけど
連れて行ってくれなかった
母親が連れて行ってあげてよと
強めに言うと渋々って感じで
後の子供用座席に座らされ
坂道を漕ぐ親父の背中…
1階の喫茶店
いつもの席
親父はスポーツ新聞広げ
ウインナーコーヒー
会話なんて無いから
『 ウインナー? 』
『 ウインナー入ってるの? 』
毎回疑問に思ってたな(笑
2階の時計屋さんにも
毎回顔を出してたな。
とても退屈な時間だった
1階の精肉店で
時々牛の腎臓(マメ)を買い求めてた
子供ながらにその部位が気持ち悪くて
『 へんなの 』
って自分の中で名付けてたな
当時外にミスタードーナツがあり
どうしてもシェークと呼ばれる
飲みモノを飲んでみたくて
わがまま言って買ってもらったが
想像してたモノと違い
帰りの坂を下ってる最中に
親父の背中に吐いたな
1番の記憶…
コレはカラーでくっきり4Kで
記憶に残ってる。
1階から2階への階段で
男の子が柵に首が挟まっていて
(中国人がよくやるやつw)
抜けなくて大泣きしてた。
親とガードマン
騒ぎに手を貸す大人達が5人で
柵を広げて頭を抜こうとしても
びくともしない柵
響く泣き声
すると親父が小さな自分に
『 ちょっと待ってろ 』
手を離し男の子の方へ歩くと
大人たちをはらって
頭を挟んでる柵を2本を持ち
一気に広げた
雑に男の子の頭を押し抜き
大人たちも声を上げた
『 ありがとうございます! 』
『 ありがとうございます! 』
頭を下げて感謝する親
何事もなかった様に
親からの言葉も無視して
自分の手を取り階段上がる親父
スゴイ!おとうさんカッコイイ!
って小さな心で思ったよ
そんな大切な想い出がある
あの場所が無くなった。
あの首を挟んでた男の子の親も
このニュースを知り
あの時助けて貰ったなと思い出してるかな?
自分より大きなお兄ちゃんやったし
もう亡くなってるかな?
少年になってからは
なかなかイズミヤ行くコトなかったけど
イズミヤの向かいにショップがあり
そのオーナーは
ジュンスカのベースの呼人の叔父さんで
色々裏話を聞かせてもらったり
コーディネートを学んだり
楽しかったな。
解体された跡地には
何が出来るのかな?
そう言えば
先日生まれて初めて
モスバーガーを食べたアイネ
この時も
ふと初めて飲んだあのシェーク
思い出したよ。
時代が変われば街も変わり
景色も変わって行くもの
大変お世話になりました。