『エコノミスト』は,イギリスで発行されている経済誌なのですが,つい先日その『エコノミスト』の東京支局の方から御連絡があり,私が担当させていただく予定の新しい夫婦別姓訴訟の取材をしていただきました。

 

 

 

取材は,イギリス人の支局長直々にしていただいたのですが,「外国の方から見た日本の婚姻制度」について,大変興味深い観点から,色々なご質問をいただきました。

 

 

 

記事が掲載された号は,追っていただける予定だと聞いておりますので,またこのブログでもその内容を御紹介したいと思います。

 

 

 

それにしても,婚姻は,人と人が誰と一緒に人生を歩むのかというとても私的な存在です。それは国家が成立する前から,憲法が制定される前から存在していた営みです。

 

 

 

さらに申すと,婚姻は世界中で見られる制度であると同時に,現在の日本では日本人と外国人との婚姻も多く見られるようになっています。国際人権条約が締結されている観点からも,外国の方から見ると「日本の婚姻制度はとても不思議ですね」ということでよいのか,という問題は,私達が考えていかなければならないことだと思います。

 

 

 

その変化をもたらすのが,私が担当させていただく予定の新しい夫婦別姓訴訟となるといい,と考えています。また『エコノミスト』の記事とともに,ご報告いたします。