こんにちは
首都圏に降った久しぶりの大雪のあと、一日一日春めいてきましたね
4年前の2020年の冬。新型コロナウィルスが広がり始め、不自由な日々が始まりました。
子供たちも休校になり、その頃から、近所をウォーキングする習慣が出来、今でも時間が出来ると8000歩を目標に歩きます。
(「運動」が苦手な私は、ジョギングやダンス、ヨガやジム・・・ほぼ全滅)
休みの日に、夫婦で歩くと、夫の足の早いこと
私も割合早足ですが、歩調を合わせると息が上がります
(伏見稲荷の頂上まで続く階段も、タッタカタッタカ命がけでした)
テレビや新聞で最近よく見るのが
「同じ5000歩を歩くなら、早く歩くほうが健康にいい。問題は歩く速さです」
早足が健康にいいのは、体だけではないようです。
「BRAIN~一流の頭脳」という本を読みました。
スウェーデンの精神科医、アンダースハンセンさんは「スマホ脳」「ストレス脳」「運動脳」などの著者でもあります。
ストレスを取り払う
集中力を身につける
やる気を出す
記憶力を高める
アイデアを取り出す
学力を伸ばす
健康な頭脳を手に入れる
今が踏ん張りどころの受験生だけでなく、子供から大人、高齢者に至るまで、これらをうまくコントロール出来たら、明るい毎日が送れそうです
いきなりネタばれになりますが、
全てに共通するポイントは、体を動かすこと。
運動による「脳のアップグレード」を可能にする科学的な根拠が示されて、
体を動かすこと(特別な「運動」でなくても)は、健康が気になる我々世代だけじゃなく、現代の子供たちや若者にも必要なことだと気が付きました
歴史を紐解くと、人類の誕生から長い間、食料を調達するために狩りに出て、走ったり逃げたり。農耕が始まってからも、じっとする暇のなかった人類。
それに対して、現代は家で座ったままで、仕事も買い物も出来るようになり、飢えることもなくなりましたが、人間の脳の大きさは12000年前とそう変わらないそうです
人類の歴史を24時間とすると、最後の1分で工業化、最後の1秒でインターネットが出現。
激変する環境に、我々の脳はついていけてないようです
例えばストレス・・・
人は誰しも、大小のストレスを受けて日々生活しています
脳が何らかの脅威を感じると、副腎から「コルチゾール」というストレスホルモンが出て、心拍数が上がり、体は戦闘態勢に入り、脳や筋肉に血液を送ります。
記憶の中枢といわれる脳の「海馬」に血液が届くと、ストレスにブレーキをかけて「コルチゾール」の分泌が減ります。
同じように、運動をすると体に負荷がかかり、一種のストレス状態となって「コルチゾール」が増え、心拍数と血圧が上昇し、血流が増え、運動が終われば当然下がります。
定期的に運動をしている人は、ストレスに過剰反応しなくなる、つまりストレスに対する抵抗力が高まるそうです
「海馬」と同じく「前頭葉」もストレス反応を抑制する部位。
1時間程度の散歩を習慣にしている人は、前頭葉を含む大脳皮質が成長し、理性を失わないように働き、気持ちを穏やかにする効果が
さらに、海馬と前頭葉はストレスだけでなく、学習にも大きく影響
子供が運動すると、
記憶力・集中力・決断力、ほぼすべての認知機能が高まる
アメリカの研究チームによると、
体力のある子(心肺機能・筋力・敏捷性)は無い子よりも、海馬が大きく、論理的思考力や言語理解力が上がり、算数や読解の得点が高く、集中力も高い
また、フィンランドの調査では、よく歩く子はストレスを感じにくく、精神状態も安定しているとか
気になるのは、学力をあげるために何をどの程度すればいいか?
ポイントは心拍数。
息が上がる程度の150回/分(有酸素運動)程度に上げるために、
走り回るでも、縄跳びでも鬼ごっこでも、好きなことを20分程度でOK
学習でも仕事でも、立って作業するだけでも、記憶力、集中力、認知能力が増える。
立って授業を受けた子の前頭葉は活性化し、集中力と思考力が上がり、テストで10%点数が上がったという実験もあるとか
(ちなみに、「脳トレ」はゲーム的に上達はするけれど、集中力・記憶力の向上はないそうです)
(久しぶりの神経衰弱で、リアルに認知能力の衰弱を感じました)
やる気に関しても同じく
抗うつ剤は、セロトニン(悩みや不安を和らげる)ノルアドレナリン(やる気集中力を促す)・ドーパミン(意欲活力を促す)の濃度を高める薬だが、継続的な運動をするほうがよほど効果的。
運動すると、BDNF(脳由来神経栄養因子:脳の細胞を守り、細胞の成長を強化する物質)が海馬から出るので、
集中力に悩むADHDも同じく。運動によってドーパミンが出て、集中力を左右する前頭葉にアプローチするので効果的
2月は受験シーズン。(もう終わった方、お疲れ様でした)
風邪引いたら困るし、疲れさせたくないし、本人がいやがるのを無理に運動させる必要はないですが、
塾や学校に、早歩きで行かせる、とか
場所があれば立って勉強する、とか意識するといいかも
心拍数を上げるだけなら、お金をかける必要はありません。
ちなみに・・・
ストレスを生み出す扁桃体は17歳くらいで完成しますが、
ストレスを抑える働きをする前頭葉は25歳くらいで完成。
つまり、中高生はストレスフルなお年頃。
そのためにも体を動かして、海馬と前頭葉に血液を送るのがポイントですね
また、本とは別の話ですが、
歩く速度が速く、歩幅が大きい人は、免疫力が高いといわれます。それは、細胞内のミトコンドリアを増やすスイッチが入って、元気になるから
ミトコンドリアは人の体重の10%を占め、生命活動に必要なエネルギー(ATP)を作る巨大工場。
工場の稼働を上げるポイントは、有酸素運動、食事、コエンザイムQ10。(コエンザイムQ10については以前書いた「今、生きるためのエネルギー」をどうぞ)
ウィルスなどが攻撃してきた時に、ミトコンドリアが弱っていると毒性の強い活性酸素を量産してしまい、体の各所で炎症が起きて重症化しやすくなります。
コエンザイムQ10は、
ローヤルゼリーのスーパーゴールドとゴールドに入っています。
私は飲み始めて14年目。
最初はそんなに必要と思ってませんでしたが、周りの方たちに勧められて、試しに飲んでみようと思ったのがきっかけ
もともと体は丈夫でしたが、その頃ワンオペで3人の子育てしながら夜中までの仕事で、結構へとへとでした
飲み始めて、格段に元気になったわけではありません。
半年くらいたって、疲労感を感じなくなっていることに気が付き、
1年たって、風邪引いてないことに気が付き、
以前はインフルの予防接種もしていましたが、家族がかかってもうつってないことに気が付き・・・
(その時の体調にもよるので、あくまでタイミングだと思いますが)
私の必需品になりました
約300人の愛飲者アンケートによると、
10年以上飲み続けている人が約半分。
まさに、私と同じような理由で飲んでいただいているようです
ローヤルゼリー50周年
ただいまキャンペーン中
私は、冒頭の本を読んでから、散歩するのも駅まで歩く時も、必要以上に早足で歩くようになりました。常に焦ってる人
毎日忙しそうにせかせか歩き回って、
コエンザイムQ10も補給して、脳も心も体も絶好調