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Notice happily゜

思うまま・気まま・ありのまま


6月のはずでしたが
早めの投稿。




先月
静岡の母が亡くなった。





昨年11月にお腹の張りがあり
受診して整腸剤を処方され
あまり改善されなかったので
今年2月に
総合病院で詳しい検査。


直腸がんで
腹膜に転移がみられ
余命半年の告知を受けた。

金曜の夕方
知らせを受けた私たちは
次の日に静岡に駆けつけ
少し食欲が減ったものの
普通に家事をしている母に
「間違いだよね?」
「嫌だよ」と抱きつき
号泣した情けない還暦嫁。 

ヨシヨシと母に慰められた
と、うちの両親に話すと

泣きたいのはお母さん。
これからどうなるか分からんけど、お母さんの前で泣いたらダメやぞ。と説教され
深い反省と共に、絶対にお母さんの前で泣かないと誓った。



3月、息子家族と共に
再び帰省。


母の食べられるもの
腸によいもの
食べてはいけないもの
いっぱい調べて
鶏団子や、スープなど
色々考えて嫁ちゃんと作り
少しずつだけど
食べてくれて嬉しかった。

おばあちゃんに千羽鶴を
と嫁ちゃんが提案してくれて
帰省前から準備。
うちの両親、嫁ちゃんの両親
静岡の父や妹や姪っ子たち
みんなで作った千羽鶴。

母は、その束を抱きしめて
とても喜んでくれた。



この帰省の2週間後に
嘔吐して再入院。

LINEでお話したり
写真を送ったり。

再検査後
腹水もたまり始め
食事ができなくなった。


母は、余命宣告された時
延命治療を一切断った。

栄養補給の点滴でさえ
がんにエサをやるようなもの
と断り、水分補給のみ。

話ができるうちにと
先月の中頃から5泊の予定で
もう一度帰省。

鼻にチューブを通され
顔を見る限りは
少しやつれた感じ。

週に一回の入浴だったので
毎朝シャンプーして
毎食後に歯磨きしていた
母の習慣を思い
拭くだけで洗髪できるもの
身体を拭けるもの
口腔内洗浄シートを持参した。

気持ちいいねー。
幸せだね。

と喜ぶ母の首元や脇などを
拭いていると
私の拳がはいりそうなくらい
ごっそり痩せた鎖骨に
愕然としながら
母の喜ぶ声を聴いていた。


カサカサのかかとに
手持ちのハンドクリームを塗り
足裏や脚をマッサージすると
母は、本当に幸せだと喜んでくれた。

5日目のお見舞いの時間
明日帰るけど
新幹線の時間までは来るから
と声をかけると
すごく寂しそうだった。

その次の早朝
容態が悪化したと連絡がきて
6時過ぎに駆けつけてから
約2時間後。
母は逝ってしまった。


余命宣告をうけてから
たった2ヶ月だった。

それでも
病気に対する
恨み言ひとつ言わず
弱音も吐かず
どこまでも静かに
凛として逝った母の死に様に
私は心から敬服した。


私が余命宣告されたら?

泣いて喚いて
きっと周りも巻き込んで
大騒ぎするだろうな…。

無様だとわかっていても
死を前にした恐怖や不安に
支配され、押しつぶされ
とことん足掻き苦しむだろう。


人は皆どうせ死ぬ。

ならば、こうありたい。
というお手本のような
最期だった。

旦那を産んでくれたこと
私を娘として受け入れてくれたこと
息子や、孫の命に繋がる人
どれだけ感謝しても足りない。

こんなに素晴らしい人を
姑にもてたことを
誇りに思う。

絵本と一緒に添えた手紙に
来世でも嫁にしてほしい
今度は、もっと近くで
喧嘩も話し合いもいっぱいして
今世より深く深く繋がりたい
と書いた。






っていう
綺麗ゴトだけじゃなくて…
ホントに
色々あって
静岡の家は
ここ数年で
「家族」というカタチが
ぶち壊れていた。


2023年の夏。。

その年末に、私は
今年ほど色々あった年はない
とここに書いた記憶がある。

嫁の私…
特に
四国という離れた場所の嫁は
なにも言う権利はないんだけど
だからこそ、母は私に
本音を吐いてくれた。

聞いてるだけで
悔しくて悲しくて
やりきれなかった。

あの年
母の心は、止まったと思う。
父も同じ気持ちだと思う。

どんなに悔しくても
私はなにも出来なかった。

だからこそ
あの絵本をかいた。

あの絵本は
母が描かせてくれたもの。

そう思っている。

母にはLINEで原稿を送ったが
製本されるまでに時間がかかり
最期に見舞った病室では
表紙しか見られなかったので
棺に入れさせてもらった。




橋田壽賀子先生でも無理かも
と思うほど、世の中には
色んな人がいる。

家族という名の鬼と
鬼を家族だと信じ続ける人。

その中の誰が悪くて
誰が悪くないとか
そういう問題でもなく。

それぞれが
それぞれの立場で
生きていく。

たとえ微塵も共感できなくても
相手には相手の気持ちがあり
許せない自分を許すことや
諦められない事実まるごと
手放すことで守られるものが
あると言うことだろう。。


これが成長と言えるのかは
わからないけれど
初めて親を亡くし
しかも一応義理の親で
これほど辛いのだから
実の親となったら
自分がどうなってしまうのか
怖い気がする。。



なんかとりとめ無くなりそう。


また書きたくなったら
更新します。


読んで下さって感謝します。