最初期のたねマンの手。グレーのドレスグローブ。
坂本も使っている。これはこれで独特の無機質さと気障な印象があって好きだったんだけど、たねマン的には裏地が非常に邪魔であった。
冬の屋外ならともかく、他の状況では、着脱が非常に煩わしかったのだ。人で言う所の手汗的なものがアレするわけだ。
で、ある時からこのライディンググローブに変更となった。こちらもまた昔からの個人的な思いから生まれたもの。
当時のmixi日記より↓
「70年代のマンガに出て来たロボットやサイボーグの、あの指がコイル状になっている手。あのイメージを何とかライディンググローブにアレンジして使いたい。これもまた長年の夢。もう10年位欲しいと妄想してた。こういう世界の様式を、普段使い出来る物としてファッションに取り込みたいという欲求が凄くあるのよね。」
※例えばこんな指。画像はお友達のブログの記事↓より加工して転載。
巨大ロボット“インドラ”の口元、たねマンに似てるね。
「で、ずっと一人でムズムズしていたのだけど、今年になってちょっとチャンスがあったので、いよいよ作ってしまう事にした。作るといっても自作ではなくて、ちゃんとした職人さんにお願いして。つまり、フルオーダー。」
アホだ…
その職人さんには本当に無理を言って作って頂いた。普段、物凄く素晴らしいグローブを作られている方だったので、かなり嫌だったと思う。
結果、やはりライディンググローブとしてはなかなか使い難く、現在はほぼたねマン専用の手という事になっている。本当すみません…
まあ、似合うからいいよね。裏地が無いから着脱も楽だし…
ところで、このコイル状の指のイメージを感じさせつつ、なおかつライディンググローブとしての機能も問題なく、何よりカッコイイ。そんな素晴らしいグローブを実は友達が作って販売している事が判った。彼ら的にコンセプトは全く違うのだと思うけど、これはカッコイイ。欲しい。
シャクだから画像は載せないけど、URLだけ貼っとく。もしご興味あれば。