アセンションは「産み出すこと」や「生まれること」へのコンフリクトの解消? | あそんで暮らす![ニュートラル編]

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最近よく書いてますが、自分は家がお寺でもなく、仏教徒でもないのに、初期仏教を専攻してました。

 

それでこの仏教では「一切皆苦」と言って、

 

「そもそもこの世界は苦しみの世界だ」

 

というところから入ります。

 

否定的なわけです、この世界に。

 

この世界に何かを生み出すことや、存在することにも否定的です。

 

だから生まれ変わることにも否定的で、そのために輪廻からの解脱、つまり輪廻を終えることを目的とします。

 

 

どうやったら終えられるか。

 

それには業(カルマ)が関係します。

 

仏教では、原因があって結果が生じると考えるので、原因となる業(行動であれ、発言であれ、思考や感情であれ)を消していけば来世に生まれ変わることはない、みたいに考えます。

(これ、極論すれば、ポジティブなスピの引き寄せや現実創造を、逆方向から捉えた考え方なのかもと最近思いました。)

 

 

自分は若い頃、正体不明の「しんどさ」を感じていて、それで仏教や哲学のような内側のことに興味を持ったのだと思います。

(その「しんどさ」は、今なら「分離感」と言い換えられるかもしれません。)

 

なんだけど、この「一切皆苦」とか、輪廻に否定的な感じとか、どうも受け入れられなかったんですね。

 

しんどいわりには、妙に根がポジティブなところがあるのかも。

 

 

卒論の中でも輪廻について書きました。

 

バケツリレーのように未来に向かって魂を移し替えていって、より良い魂や世界につなげていく・・・というような、仏教が説く「輪廻からの解脱」に反したことを書いた記憶があります。

 

そんなこと書いて、提出期限もギリギリで体裁もめちゃくちゃだったのに、わりといい評価もらった記憶があります。

 

たぶん自分はASD的な性分で(そのときはまだただのダメ人間と思ってたけど)、当たり障りのない回答をするということができず、バカ正直に書いたからかなと思います。

 

そのバカ正直さを先生は評価してくれたんじゃないかと、当時なんとなくそう感じました。

いい先生だったなぁと思います。

 

 

ともかく自分の記憶の範囲では、初期仏教というのはこの現象世界や、生まれ変わることに否定的で、これををスピっぽく言い換えると、

 

「三次元は上手くやり過ごしてさっさと輪廻終わってあっち行こうぜ」

 

という、ぶっちゃけ厭世的でニヒルなところがあるのかなと思います(笑)。

(※厭世的とか言っちゃったけど、大乗仏教とか悟った後はまた別かなと思います。)

 

 

その一方、西洋の一部の考え方では、どうも生まれ変わることについて肯定的みたいです。

(最近も何かの記事で読んだんだけど・・・。)

 

ウィキによると、肯定的な転生観はリインカーネーションって言うみたいです。

 

 

さっき「バケツリレー」って書いたけど、その発想はリインカーネーション的なものだったんですね。

 

何回も生まれ変わりながら魂をレベルアップさせて本当の自分に近づいていく・・・というのがリインカーネーション的な転生観みたいです。

 

 

前回の記事で、ニューエイジムーブメントの頃に、西洋的なものと東洋的な思想がミックスされて、それが今のスピのベースになってるんじゃないかと書きましたが、この東西の違いは衝突することはなかったんでしょうか。

 

 

自分はかなり、これに似たような衝突がありました。

わりとつい最近まで。

 

だって仏教では、この世に何かを生み出したり存在することを否定的に捉えるのに、一方の資本主義社会では、ともかく生産せよ、産めよ増やせよ、行動せよ・・・って感じじゃないですか。

 

「真逆じゃん、どっちのスタンスで行ったらいいの?」と。

 

 

それでもしかして、このコンフリクトを解消するために生み出された概念が「アセンション」ではないかと、最近思うようになったんです。

 

(生み出された概念もなにも、それが宇宙の流れだと言われたら、その流れさえ産み出すのが私たち創造主ということになるのかな?)

 

つまり、

 

「エゴが三次元の地球を生きるから苦しいし問題も増えるけど、地球を5次元に上げちゃって、そこをハイヤーセルフで生きたら何も問題ないじゃん?」

 

みたいな。

 

 

そもそも仏教の輪廻観も、言い換えれば「不完全だから生まれ変わってしまう」ということかなと思うんです。

 

そしたら、「生まれ変わりながら魂のレベルアップする」というリインカーネーション的な発想と表裏一体で、実は同じことなのかもしれません。

 

(魂のレベルアップは、三次元的なやり方では上手くいかない部分もあるので、そこは東洋思想や仏教、神秘主義的なものの中にある、宇宙的な価値観や方法論の出番だったのかも?)

 

ちなみに「転生」は、生まれ変わり全般を指して言う言葉、「輪廻」は、地球への強制送還的な転生のことを言うらしいです。

 

 

ということで、ハイヤーセルフになってしまって、地球を五次元にするような業を積んで、来世もポジティブに地球に転生するという選択肢もありかなと思うとワクワクしますね!✨✨

 

現代になって、宗派や地域ごとに分断されてた思想の良い部分がミックス(統合)された事自体もアセンションなのかも、と思うと、それもワクワクですね〜✨✨

 

 

ハイヤーセルフのなり方(覚醒め方)は、いろんなスピリチュアルリーダーの方が出してくれてる方法(日常の中で心を整えたり、瞑想したりワークしたり)を日々コツコツやることかなと思います。

 

 

理想論的ですが、やっぱり自分は前向きな感じが好きみたいです✨✨

 

 

それで実は、初期仏教の後に出てくる大乗仏教って、今言われてる地球のアセンションに通じる部分があるんじゃないかと最近気づきました。

 

それについて書きかけの記事があるんだけど、もう3ヶ月くらい下書きに眠ったまま(笑)。

 

気が向いたらアップしようと思います。