昨日は朝から日本航空協会 航空ラブ主催による、ANA総合トレーニングセンター見学に行ってきました。
館内のほとんどが撮影・録画・録音禁止なので、手元の荷物はカメラも含めてロッカーにしまいます。ちなみにロッカーは空港名がついていて、私のロッカーはブリュッセルでした。
訓練施設/ANA Brand Studioでは、CAさんたちがダミー人形を使って心肺蘇生法の実習を行っていたり、
緊急脱出後すべりを機体から切り離し、その上にテントを張る訓練等、
<ANAブルーベースホームページより>
ANAの様々な職種の方々が訓練を行っている姿を、このように案内されながら見学することができました。
<ANAブルーベースホームページより>
次に行った安全教育センターは社員教育の一環として設置された場所で、一般の見学コースには入っていません。
雫石事故で墜落した機体の一部や当時の資料・墜落時の状況なども展示されていて、時が流れたとはいえ、あのモヒカンブルーが今も鮮やかに残っていたのは印象的でした。
また研修室では誰もが知っている錯視効果を用いた長さ比べの直線図を通して、思い込みや過去の経験から「多分〇〇だろう」がヒューマンエラーにつながることに気付かされました。
次の実践研修では救命胴衣を実際に装着してみて、膨らませるときの音の大きさに驚いたり、膨らんでしまうと足元が全く見えなくなって避難の障害になったりと、やってみなければ分からないことばかりでした。
緊急事態で気が動転している中、揺れる機内で座ったまま救命胴衣を着けることなど、立った姿勢でも装着できなかった私には不可能だということがよく分かりました。
<ANAブルーベースホームページより>
最後に1階フロアーでこんなのを発見。ANA70周年記念オリジナルリカちゃんです。
10年前なら絶対に買いなのですが、終活に入っている身としては写真を撮るだけに留めておきました^^;