マイティー01製作記 №44 デカールお試し編(2023.10.16) | 新・駆け出しジイジのブログ

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主に飛行機に関することをアップしていきます。

手持ちの模型が古いため、デカールが劣化したものばかり作っていると満足に貼れたことがなく、すっかり苦手意識が身についてしまいました。

そんなとき、昨日聞いたデカールの貼り方を試してみました。

 

まずキットはン十年前に作ってスクラップと化したレベル1/32のスピット。塗装はレベル郡是の半艶消しと称していた茶系迷彩で、それをエアブラシで吹いたので、半艶というより7~8割艶消しと考えた方がいいかも。

幾度となくテストベッドとして修羅場をくぐってきた強者の戦歴が右主翼上面に残っています^^;

では作業順に記していきます。

①まずはニスを残したまま転写マークと呼ばれていた頃からやっている方法で貼り付けます。

写真ではこれで十分と思えますが・・・、

②見る角度によってはご覧の通り。

③そこで約30~40分後くらいにデカール上からマークソフターを塗ります。

しかし、それらしい効果(変化)は見られません。

④ならばと更にソフターを上塗りします。

そのせいで上部の1/72の「1」が溶けてよれてしまいましたが、さほど効果があったようには見えません。

ここまでが昨日の夜の話。

⑤今朝はデカールと機体表面を同じ光沢にするため、クリアをかけます。

悪意を持って意図的に光を当てましたが、それでもほとんどニス部分が見えません。

⑥今度は半艶消しのクリアを吹いてみました。

見ての通り、こちらもあれこれ角度を変えて写しましたが、ニス部分が気になることはありませんでした。

⑦胴体の迷彩結果は次の通りで、貼っただけのもの。

⑧ソフターを塗ったもの。

⑨クリアをかけたもの。

➉半艶消しをかけたもので、この写真だけ角度が違うのは最もアラが見える位置で撮影したから。

今回のテストを見る限りニスの切り取りに関しては、無いに越したことはありませんが、そのままでも私レベルでは許容範囲であることが確認できました。

 

ただしセッターにしろ、ソフターにしろ、貼り終えたらトップコートを吹く必要があり、

すでに9割り方完成しているUSH-60Kに一律グロス(セミグロス)クリアーをかけるわけにもいかないという残念な結果も明らかになったのでありました;;