昨日は終戦記念日。
それに伴いNHKでは幾つかのドラマが放送され、焼け跡すら知らない私でも、横須賀、福生(なぜか厚木は横文字看板が記憶になく、立川に至ってはどうやって基地まで行ったかさえ覚えていない)と、どこか見覚えのある風景が流れます。
それを観ながら私は時々、数日前に届いていた暑中見舞いを手にしました。
『駐留軍』や『ト〇コ風呂』といった、今や死語だらけの極め付きは左端にチラッと見える『フィンカム前商店街』の看板。
さすがに私がフィンカムと呼ぶことはありませんでしたが、名称が生きていたことを知るのは後年になってからでした。
毎日見ていた風景はいつの間にか姿を消し、それを知る人もいなくなる。そんな当たり前のことを実感した終戦記念日でした。