月に一回、写真クラブの例会で訪れる航空会館。
こちらは9階会議室に飾られている、戦前の航空会館
昨日は別件でここに来たのですが、この建物内には、ちょっとしたお宝があります。
それはリンドバーグ夫妻がロッキード シリウスに乗って北太平洋を横断、霞ヶ浦に飛来。
日本滞在中、ここに(戦前も戦後も現在も建物は変わっても場所は変わらない)訪問した際の写真(1931.8.28撮影 白黒写真に着色 大全紙より大きい)があるのです。
その横にはイタリア ムッソリーニ首相から贈られた『日伊親善飛行記念品』。
三菱双発輸送機『大和号(J-BEOC)』が東京→ローマの親善飛行に成功を祝して大日本航空株式会社に贈られたものです。
LS 1/72 ニッポン号には他に、そよかぜ、松風、大和号のデカールが入っています。
6階航空図書館入り口には、コードロンC631シムーンの方向舵が。
その操縦者であるアンドレ・ジャビーがパリから東京間を飛行している姿を描いた絵は、9階会議室にあります。
残念ながらジャビーは目的を達成できなかったのですが、その夢を引き継ごうと計画が立ち上がっています。
大日本航空がここに入っていた時、飛行前にこの神社でお参りしてから羽田に向かったのだそうです。
新橋というビル街の中にさりげなく建つ航空会館には、思いがけない歴史が詰まっていました。