よりによって『まん延防止等・・・』が適用された今日(12日)、有楽町交通会館で行われている木製帆船の展示会に行ってきました。
受付の方のお話では「このご時世、いらっしゃるのは関係者(知り合い)ばかりです。」と苦笑いをされていましたが、まずまずの参観者さんがおいでになっているようです。
門外漢の私は船よりもこのようなオブジェに心をひかれます。
壁掛けの能面にヒントを得て作成したとのことでした。
仕事の関係で作ったことのある黒船(サスケハナ)。
今井化学1/150モデルで県立博物館の展示モデルを参考に作りましたが、船首甲板にこのような円が描かれていた記憶はありません。
もしかしてこれは、大砲を取り回すときの範囲を示すものなのでしょうか?
帆船モデルで毎回刺激を受けるのが展示台。
重厚感あふれる素材と、何段にも重ねられたように彫られた展示台は、シンプルながら高級感が溢れます。
こちらの台は外に広がるにつれ低くなり、抜群の安定感を醸し出していました。
更に角を取っただけの台ですが、そのことが船を支える竜?を引き立てるに十分な効果を発揮しています。
会場隣りでは『高橋健一の海洋画展』が開かれていました。
解説によると色鉛筆とパステル、修正液で描いているそうですが、透明感ある色づかいは魅力的でした。
現地滞在1時間の、駆け足鑑賞会でした。







