幾つかのツイッターに大塚康生氏の訃報がつぶやかれ、それを追っていくうちに「アニメ界では重鎮であり、高畑勲氏や宮崎駿氏と共に多くのアニメを手掛けた」とか、「軍用車両に造詣が深い方」などということを初めて知りました。
確かにこの方の特徴ある絵は印象に残っていて、車両が持つ特徴をデフォルメしながらも形だけでなくその動きまでもが見事に表現されているのに驚きます。
ルパンのドタバタの中にリアリティーを感じていたのは、彼の影響があったからかもしれません。
そんな大塚氏を検索していると、画像の中に見覚えのあるジープ模型が・・・。
これって、私が学生の頃買ったマックスのジープ?
友人が作ったのを見て、あまりのおふざけとそれに反する精巧な出来につい手を出してしまったものです。
完成品は箱絵と同じ姿をしていて、「こんな漫画みたいな模型は初めて見た」と思った記憶があります。
何しろ箱絵と同じように跳ね上がるジープと、
歯を食いしばる兵士が完成するのですから。
<なぜかこの枠だけビニールから出されていて、よほど表情が見たかったのかも^^;>
当時の日本にモノグラムのフラップジャックや、レベルのレッドバロンのようなモデルがない時代、形だけでなく動きまでをデフォルメしていたのは驚きです。
フラップジャック>
遅くなりましたが、心からご冥福をお祈りします。