モノグラム1/48 A-4製作記 №10 | 新・駆け出しジイジのブログ

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いよいよデカールを貼ることを考えながら作業する段階に入りました。
昔は何も考えず、最後に貼ればよかったのですが、ニスの部分をどうするか?デカール軟化剤に対応できるのか?最後のクリアがけで侵されはしないか?等、幾つかの問題を抱えています。
 
そして何より、大昔のデカールが使えるのか?という基本的な問題に結論を出さなければなりません。
そこで、以前使った残りのシートにクリアをかけてみました。少なくてもこの段階では、デカールがチリチリになることはありませんでした。
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では、水につけたらどうなるかです。
大体古いデカールは、エッジが粉々になるのが通例です。
それを確かめるために、左はニスを残したもの。右は外周のニス部分を切り取ってみます。
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外周を切り取った方は、6の一部が台紙からずらすときに割れてしまいました。
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ニスを切り取らなかった方は、割れることなくスライドさせることができました。
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次に主翼上面のボーテックスジェネレーターに貼る国籍マークを考え、出っ張りの上に貼ってみました。
当然割れましたが、周囲まで粉々になることはありません。これなら割れたあとをタッチアップすることで解決できそうです。
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ところが古いデカールゆえに糊の効き目が落ちてしまい電光が浮いてきたので、マークセッターを試すことにします。
右側の電光根元が割れているのは、浮いてきたデカールを押さえつけたための人為的ミスです。
それに対し、左側の電光はモノグラムの刻印にしっかり食いついているのが見て取れます。
また、あれほど光っていたニス部分のテカリが全く見えなくなっていて、かなりの効果がありました。
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これならインテイクの三角はデカールが使えると判断し、入り口とベーンだけを塗りました。
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また「0」の数字が使えることから、GAG機にしました。
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