板付のサンサンは、国籍マークと蛍光帯の間に黒フチがあります。
このカーブした黒フチを油性マジックで対応できないかと、3種類の油性ペンをテストしました。
その結果どれもはじくことはなく、クリアをかけてもにじんだり、溶けたりすることもありませんでした。
で、あとはフリーハンドで「えい、やっ!!」。
よれよれ、いびつになった黒フチの太さやはみ出しを、銀や蛍光オレンジでタッチアップ。おかげで吹き付けた蛍光オレンジは、筆塗りになってしまいました。
次に那覇のサンサンですが、この機体には尾翼に勇ましい鷲が描かれています。
その鷲は下地が青丸の上にあると考え、1/32零戦の撃墜マークから持ってきました。
そこにキャラクターイエローで鷲を、盾を赤で描きました。縦の中にTの白文字が確認できますが、小さすぎてパスしました。
いよいよ仕上げのクリアをかけるためモデルを水拭きしたところ、レスキューアローがご覧の有様。
仕方なくマイクロから再度のご奉仕をお願いしました。
いかにマイクロと言えど、30~40年も経つと経年劣化は避けられないようです。
何度目のクリアがけか分かりませんが、最後のクリアを吹き終わったサンサンたち。
裏側にマジックテープを貼って、額縁モデルへのアプローチ開始。
手前はマット面に貼るマジックテープです。
明日、このテープと実機写真を貼れば完成も目の前です。