怪しい雲が広がる中、新宿御苑のシリウスで行われている写真展『Par Avion 3』に行ってきました。
最終日ということで、撮影者の方々も複数お見えでした。
どれもがシャープな仕上がりを見せる作品でいっぱいでした。
この画面で主脚柱に貼られた銘板の文字が読めるのですから驚きです。
詳しいデーターははっきりしませんが、ISO1600か3200。500㎜で1/30か1/15だそうです。
こんな長玉を、手持ち30以下でよく切れるものだと感心するばかりです。
しかも黒の締まりがよく、画像処理がいかに大切かも教えられました。
同じ陽炎をとっても、私のとはまるで描写力が違います。
それが分かるように画面の一部を切り取ってみました。
どの作品も素晴らしかったのですが、私の心を強くつかんだ作品がこちら。
周囲の木々の歪みから15㎜以下のレンズだろうと思われ、撮影者と共に見上げている自分がここにいる気にさせてくれました。
改めてフルサイズの威力とレンズの描写力を思い知らされ、RAW現像の底力とプリント時の画像処理(再現)力にひれ伏すばかりでした。




