☆疾患ごとに使うものは決まってる。

 ①心不全⇒アーチスト、メインテート

 ②虚血⇒メインテート、アーチスト

 ③不整脈⇒頻拍の抑制できればなんでも。

        朝夕2回ならセロケン

        頻拍発作屯用ならインデラル

        心不全ありアーチスト、メインテート

 ④静注⇒インデラル、オノアクト


☆主なβ遮断薬の特徴

アーチスト

 αβ遮断薬、心不全に適応。

 ・心不全に対しては1.25mg/dayからスタート。

  徐々に上げて常容量は10mg/日

 ・心筋梗塞で、心不全、伝導障害なければ早くから使っていい。

 ・不整脈でも長期に使うならアリ。


メインテート

 β1選択性、心不全に適応。

 ・心不全に対して0.625mg/日からスタート。

  徐々に上げて常容量は5mg/日

  β1選択性⇒喘息、COPD,ASOにはアーチストより使いやすい。

 ・β1選択性⇒他のに比べ糖尿病の新規発症、悪化招きにくい。

  糖尿病の人にも使いやすい。

 ・AF,AFLの経口での予防的投与に2.5mg/日いれてみる。

 ・当然AFのrate conorol目的に5mg/日いれるのもあり。

 ・HCMの心肥大予防、拡張障害の改善にも使える。5mg/日


セロケン

 β1選択性。頻拍に。

 ・左脚ブロック+右軸偏位型のVTに。40mgを2T2×

 ・他の1日②回投与の抗不整脈と併用しやすい


インデラル(プロプラノロール)

 ・不安定狭心症に発作回数の減少目的で。

  3A(2mg/1A)+5%TZでtotal20mlとして2ml/hrで持続投与。

 ・AFLのレートコントロールに。

2A+5%TZでtotal 20mlとして2ml/分

 ・Afのレートコントロールに20mg屯用で。(10mg 2T)

 ・大動脈解離の心拍数抑制、降圧目的に。

  0.02mg/kg/hr(50kgでは12A/日)

 早く効いて早く消える



  

 

 



  

治療編)急性気治療(レリーバー)

①最初の1時間は、短時間作用性β2刺激薬を20分ごとの吸入

サルタノールインヘラー

1回0.3~0.5mL(サルブタモールとして1.5~2.5mg)を吸入。

メプチン

1回0.3~0.5mL(主成分として30~50μg)+生食1mlを吸入。

ベネトリン

1回0.3ml+生食1mlを吸入。


②O2吸入(SpO2 90%以上)


③全身性ステロイド

サクシゾン 300mg+生食100ml を一時間かけてDIV

ソル・メドロール 40mg 2-3回

リンデロン 4mg 2回/day


☆入院適応☆

①会話困難(単語区切り)

②呼吸数>30回以上

③脈拍数>120回/分

④roomでPaO2<60Torr, SpO2<90%, PaCO2>45Torr

⑤ピークフロー<60%

☆治療後、SpO2,聴診など改善あれば、帰宅可能。

但し、継続治療必要なので必ず翌日外来受診!!


おまけ)心不全、COPDは否定する。


        診察室血圧 家庭血圧

若・中年者 130/85未満 125/80未満

高齢者   140/90未満 135/85未満

糖尿病    130/80未満 125/75未満

CKD      130/80未満 125/75未満

心筋梗塞後 130/80未満 125/75未満

脳血管障害 140/90未満 135/85未満