スピーカー修理日記 -93ページ目

スピーカー修理日記

世界のオーディオスピーカーのあれこれを紹介します。

MILLER & KREISEL MK3B

mk3b 30cm

楽器用のスピーカーではないでしょうか。1本のみ修理に来ました。コーンがポリプロピレン製で柔らかくエッジ交換作業中に・・・センターキャップが取れてしまいました!・・・で気が付いたのですが写真右上のようにコイルが2つあるようです。念の為測定してみると、グラフ赤・青のように2コイルである事が確認できました、場合によってはインフィニティのように片方はセンサーって事もありますし・・・。そしてポリプロピレンの特徴として接着剤が付きにくいので、2種類の接着剤を使ってしっかりセンターキャップを固定し修理完成。

SPENDOR BCⅡ

spendorbc2

エッジ交換で箱ごと修理に来たのですが、どこにも異常はなく。エッジもゴム系エッジで硬化も見られず、異常なし。どちらかと言うとこのまま使う事をお勧めします。確かにエッジ交換すれば当社の売り上げにはなるのですが、必要ない修理はお勧めしません。このエッジは柔らかくて非常に良いんです。こんな事言ってたら、儲からないんですけどね!

Technics

SASS22PL06-Td 25cm

先日修理した同軸平板ユニットの話でQ氏と盛り上がっていた。平板には独特の良さがありマニアも多い。このユニットもアルミハニカム・クロスカーボンで軽くて硬い表面のコーンのよさ、そして中央にドーナツ状に穴が開きツィーターが・・・、これがドーナツ状でなく穴の開いていないコーンだった場合、高域までなり過ぎて欠点になっていたかもしれません。エッジとユニットチューニングで高すぎたfoも下げました。その後「チューニングって?」って質問をもらいましたが、エッジのチューニングはお教えできましたが、さすがに私も当社のノウハウもあるのでユニットチューニングまでは、お教えできませんでした!あしからず。

Technics EAS25KH34B

eas25kh34b

Q氏「ちょっと遅かったな~、今このユニット修理終わったところ。いいブログネタになったのに・・・」

「マグネットはオルニコだし、コイルはエッジワイズ巻きでいい創りしてたよ!写真とってないけど・・・」

話はいいから、そう思うんだったら写真撮っておいて!何なら今からもう一度バラシます?私も中を見たかったですよ!

症状は断線!苦労してバラして組み立てたそうです。その時、私の顔を思い出して欲しかった!!!

メーカーが困り果てまわって来たそうです。

テレフンケン 型番不明

telefn

左右両方ともコーンに穴の開いたテレフンケンのスピーカー。残念なことにどちらもコーンに穴が開いている。コーンの状態を確認していて思ったのですが、古いドイツのコーンはアメリカの物に比べて繊維がしっかりしているような気がする。ジェンセンのコーンなどは補習中に他が破るほど紙の繊維が弱っている。紙をすく技術も国によって違うのでしょうか?

LOWTHER PM3

pm3 20cm

このタイプは数年ぶりかもしれません、以前に御紹介したPM3 は9年近く前の物で預かり物をデータ測定して御紹介しました。そして今回の修理はエッジがゴムなのでコスレなど調整かもしれませんが・・・ゴムエッジは始めてみました。以前の物に比べてマグネットの色も違うように思えます。

TANNOY 3839のネットワーク

tannet

先月、私が修理したタンノイ3839が送り返されてきました。まさか修理ミス?と思い箱を開けてみるとユニット1本とネットワークがよくよく聞くと修理したスピーカーには問題がなくこのネットワークの問題。・・・しかしこのネットワーク配線も太い物に交換され基盤も改造されている、当社でも改造する事はあるが・・・基盤に関してこの改造の意味がわかりません!どういう意味があるのでしょう?もう片方はどうなっているのか!

B&W CM1

CM1 12cm

コーンはケプラの黄色い素材を黒く染めエッジはゴム系エッジ。BOXはコリアン(デュポン社が開発した象牙のような風合いを持つ硬いプラスチック)。箱を開けてビックリ写真上中央12マスに区切られていて、中のスポンジに1つずつ番号が振ってある、それぞれ形が違うスポンジ!写真右上なぜかネットワークにトランジスタにリレーが付いている・・・電気を通さないのに???そして写真左下全てがウーハーです、正面のアルミダイキャストバッフル版自体がウーハーのフレームなのです。こんなシステム初めてです。

JBL ME150H

me150h 38cm

これは修理していて、重かったです。マグネット大きくなっているのでしょう。2231の頃には塗っていなかったコーン表面のガンシン材が印象的。以前エベレストでガンシン材がコーンだけでなくエッジ表面まで塗られていて、カチカチになっていて修理した覚えはありますが、このユニットではエッジには塗られてなく問題は改善されていました。今後はこのタイプのスピーカーも多く修理に来るのでしょうか!

DYNAUDIO

dynaudio 20cm

修理完了したのですが、作業中にマグネット裏のスポンジがボロボロに・・・!というか今までボロボロになっていなかったのが不思議なくらい。通常このスピーカーが修理に来たときは来た時点でボロボロの状態!エッジと同じく経年変化ですね。やはりこのままお返しするわけには行かないので、新たにスポンジを装着!我ながら美しい仕上がり!