スピーカー修理日記 -90ページ目

スピーカー修理日記

世界のオーディオスピーカーのあれこれを紹介します。

infx Infinity

写真左のウーハータワーは30cmユニット(モーショナルフィードバックのセンサー付き1本含む)片CH縦6本!そして写真右の中高域タワーはミッドレンジ片CH縦12個、ツィーターは片CH正面に24個、背面に12個・・・なんと左右合計72個のツィーターすごすぎ!お客さんが一番心配していたのは、ウーハーエッジ!以前悲惨な 事になっていたのがどうなってしまったのか・・・。

仕上がりにとても喜んでいただけました!「新品状態より綺麗で引き締まって見える!」・・と言っていただき、幸せなことです。

9023102 902-3102 30cm

このウーハーは、全てハンダ付けになっているので、12本の取り付けは2人がかりで一苦労!順番に配線をチェックしていくと中高域部のネットワークが切断されマルチになっていて、この状態では正常なテストが出来ず、配線を元に戻しながら確認。マルチにするために高額なアンプを3台追加購入されていたそうなんですが・・・?とりあえず早くテストしてみたかったので3台使っていたLINNのアンプに繋いでみたのですが、片CH出ない!?アンプ片CH死んでます。原因はスピーカー!このスピーカーはローインピーダンスで専用アンプで使用するようになっていて一般的なアンプで無理やり使用しても今回のようにアンプの方がダメになってしまうでしょう。通常8Ωほどのインピーダンスがこのスピーカーは2Ω、LINNのアンプがいくら良くても無理がありすぎ!

infxy 専用アンプ(片CH・・・ウーハーの後ろに付いています)

この後、更に問題発覚!続きは、また明日。

昨日6年ぶりの出張修理行ってきました。往復4時間、走行距離300km!運転は私で・・・。基本的に当社は出張修理及び脱着などは行っておりません!・・・が、先日から修理していた1300万円のInfinityのウーハーを一気に修理し、以前のユニットの状態も悲惨 だったのもあり、お客さんに連絡を入れてみると、オーディオ屋さんが以前にネットワークを外しマルチにしてしまって・・・?そしてミッドレンジの調子も良くなくて・・・。電話では状態が良くわからず。どうもユニット同様お客さんのオーディオ全体がかなり悲惨な事になっているようで、Q氏と行って見る事にしました。

infx Infinity

かなりデカイ!ウーハー(左)の全体を写せなかったのですが、ツィーターとミッドレンジ(右)と同じ高さです、約230cmくらいですか?身長172cmの私が背伸びをしながらウーハーの一番上のネジが止めれたくらいで、BOXの天井を触ることは出来ませんでした。

・・・つづきは、また明日!

Infinity 902-3102 vs 902-3054

9023102vs9023054 30cm

写真左は今回修理に来た悲惨な1300万円に付いているウーハーと右は一般的なインフィニティのウーハーどちらも同じく30cmでフレームは同じなのですが、見て解るようにマグネットがデカイ!ユニットの重さは902-3102(左・・・グラフ赤)4.5kgと902-3054(右・・・グラフ青)3kgさすがに重い!

マグネットの強弱の違いはグラフの20Hzから40Hzで青のグラフの方が少し膨らんでいるのが、弱い方です。1kHz付近の違いは???コーンもほとんど同じ、センターキャップが違うといえば違う?くらいですか!コーンはカーボンで902-3102の方が少し大きくなっていて、センターキャップはコーティング無しの布製、更にフレームにデッドニングが施されている。

DIATONE DM-4021BM

DM4021BM

故障箇所は昨日書いたとおり、サビによる断線・・・。開けてしまうと繋いで元に組上げてしまう方が安全なので、直してしまいました。このユニット大きな4つのネジでマグネットを固定していると思っていたのですが、実際はボロンのドームを保護している8本の爪のネジもマグネットを固定していて驚きました・・・そこまでしなくても、4つのネジで十分なように思いますが・・・!ちょっと分解するのに苦労したユニットでした。

DIATONE DM-4021BM

dm4021bm

先日、お問い合わせをいただき、「ダイヤトーンのDS505のミッドハイの片CHが鳴らない」との事で修理可能かどうか・・・、ウーハーやツィーターであれば、場合によっては黒コゲだったりすることもあるので、物を見ないと解らないが、ミッドハイで片CHという事はたぶん単純な切れ?ではないかと返事したのですが・・・。昨日送られてきたものを早速開けて見ると!サビ切れです(写真中央付近)もちろん修理可能です。分解する時に神経を使ったのは、ネジをゆるめる時に気を付けないと、ゆるめた終えた瞬間にネジがマグネットに吸い寄せられドームの方に行ってしまうと・・・ボロンのドームが粉々になり修理不能になってしまうので・・・。修理完了までもうしばらくお待ちください。

cdr マッキンのアンプとELACのプレーヤー

知人のK氏の相談で、「古いレコードをCDにしたい」という事で久々にお邪魔しました。結線してパソコンに取り込んでみると・・・???音が変なんです?普通に再生しても変!私の手にはおえず、Q氏に助っ人を頼み、見てもらうと・・・音は片CH

しかならないし古いラジオのような音・・・、結論としてはカートリッジの線の接続間違い。K氏はそんなところは触れないので、15年くらい前にオーディオショップさんで購入したまま!このプレーヤー1度もまともに鳴った事がない!ひどい話っていろんな所にあるんですね。実はK氏プレーヤー購入後、仕事が忙しく最近になり時間が出来たので聴きたくなったんですよ。

JBL 2231A vs YAMAHA JA3301

2231vsja3301 38cm 35cm

赤・・・JBL 2231A

青・・・JA3301

どちらも似ているわけではありませんが、YAMAHAのJA3301が修理に来て比較するものがなく一番一般的なJBLの2231Aがあったので比較してみました。1kHz以上での違いがコーン素材の違うでしょう。JA3301はYAMAHAのNS-2000のウーハーで年に2セットくらい修理に来ます。NS-1000とは違いマグネットの接着がサビで浮いてしまう事はない様で、このユニットに関してはマグネットズレは確認していません。

JBL 127H vs 125A

127Hvs125A 25cm

マグネットは異なるが、この2つのユニットはコーンもよく似ていてセンターキャップが凸凹の違いがある。せっかく同時に着たので比較研究!

赤・・・127H 写真左 ウレタンエッジ センターキャップ凸

青・・・125A 写真右 耐久エッジ センターキャップ凹

1kHz以上で違いが見られるのがセンターキャップの違いだと思われます。

JBLは他にも2121と2122はセンターキャップが凸凹の違いなのですが、この両ユニットは形状的にはセンターキャップだけのようですが、実はコーンの硬さや厚みが全く違うので、センターキャップの比較にはなりそうもありません。

Infinity 902-3102

902-3102 30cm

世界最高額?スピーカー、以前にも紹介 しました、システムペアで1300万円(定価)についているウーハー12本が送られてきました。電話問い合わせの時、「オーディオショップさんから2本のみ修理専門会社に送って、4万円で修理してもらったら、接着剤がベトベトで・・・」というやり取りがあり、到着後直ぐに確認すると・・・ひどい!ひどすぎる!写真左が4万円の修理、右はエッジが崩れないように接着剤で固めてあるのでしょうが、もう少しやり方があるのではないのでしょうか。4万円の修理はシート状の素材(写真左中、めくってみました)に黒いゴム系接着剤のようなものが塗ってあり、ロール形状(写真左上)はシワだらけ!これは怒りますよ!私まで腹がたってきました。Q氏は「早めに修理して返してあげよう、喜んでもらえるだろう!」って言ってますが、Q氏大切な事を忘れてます。現在、出荷待ちの修理中スピーカーが溜まっていて、12本を修理にかかっても置場所無いですしーぃ。残念!

JBL Control CM52 のウーハー

cont1 12cm

昨日の珍客O氏が修理を・・・と置いていった物らしい、これも片CHならない!外してみると写真右上のようにヒューズが割れているのを発見、これは軽症のうち!写真下の右が修理中、左は比較用にControl 3のユニット!結構マグネットが大きいのがわかる。よく見ているとフレームからコーンが斜めに飛び出ていた!初めはどうなっていたのか解らなかったが、フレームが曲がっていた(写真はフレーム修整後)。写真右上のBOXを確認すると角に衝撃の跡が・・・。推測すると高い所に取り付けていたところ、落下した衝撃でマグネットの重みもありフレームが変形!さらにヒューズが当たり破損したようです。重症!