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スピーカー修理日記

世界のオーディオスピーカーのあれこれを紹介します。

Meyer Sound MS18

MeyerSoundMS18 46cm

あまり聞く事の無いメーカーである、PA用ではないでしょうか?症状は「コイルの異常」確かに固着とまではいいませんが、コーンが殆ど動きません。私が外出から戻る写真右上のようにボビンの修正を終え、あとはコーンを装着するだけになっていました!「いつの間に?!・・・ちなみに痛んだボビンの写真は??・・・撮っていない!!」。Q氏は修理に夢中になると、修理前の写真を撮るとか、修理前、修理後の写真を撮るなど、全く気がまわりません!!「せめて修正し終わったボビンの写真を撮らせて!」といって写した右上写真。いつも私が写真やデータを残さなければ、毎回こんな感じです。

撮影後、コーンを取り付けてみたのですが・・・、予想以上にダメージは大きくボビンの修正では無理という事になり、最終的にボイスコイルの交換修理になりました。


一昨日、アクセス114件で喜んでいたら、昨日は更に進んで141件!いったい何が起ったのでしょう??

SIEMENS コアキシャル

SIMENScor4 25cm

先日からのシーメンスですが、VACのツィーター単体とシーメンスに取り付け測定した時とでは、幾分違うようで・・・これはフロントのカバーであるイコライザーが影響しているようである。そこでイコライザーの意味を測定してみました。

赤・・・ユニット中心

青・・・中心から3cm横

桃・・・中心から6cm横

緑・・・フレーム端の正面

やはりイコライザーは高域が出てくる時に色々な所にぶつかって正面に音が進むようになっているんですね。


なんと昨日はアクセスが当blog新記録114件!ビックリです!

JBL LE8T

le8t3n 20cm

先日、同時に修理に届いたので比較したLE8T です。本日修理が完了し再度比較してみました。勿論foはいずれも45Hz。FFTの測定結果もいかがでしょう!修理前が嘘のようでしょう!上の写真は修理前、同じように並べた下の写真は修理後です。エッジの幅が異なるようでコーンの直径を測ってみました。

赤・・・左(直径146.5mm)3台の中では新しい物

青・・・中央(直径144mm)中期

桃・・・右(直径142mm)初期

せっかくなので修理前のデータと比べてみてください。
le8t3 右2台修理前

そういえば、LE8Tのコーンの直径の違いはこのblog開設初日のネタ でしたねぇ!今回はエッジも異なり特性も異なるものが修理によりどの様に再製されるかご覧頂けましたか?確かに同じ型番でもこれだけコーンが違えば、高域にも違いは出るようですが低域に関してバッチリそろいましたね!

SIEMENS

SIMENStwr2

昨日のシーメンスのツィーターですが、装着前に新旧ツィーターを比較して見ました。

赤・・・写真左(旧シーメンス)VAC Pruff304

青・・・写真右(新シーメンス)WESTRA BT-77-308

結構違います。昨日のウーハーセットの状態よりも違いが大きい気がします。これはフロントのカバーに付いているイコライザーによって出てくる特性がユニット単体とは違うようです。しかし同じシーメンスコアキシャルといってもこれだけ違うスピーカー付いていたのでは?まるで別物ですね、もしかするとこのツィーターに替わりあまり良くなかったので売れなくなり殆ど出まわっていない可能性もあるのでは???シーメンスコアキシャルといえばやはり写真左のツィーターの音の良さが決めて!

SIEMEAS コアキシャル

SIMENScor2 25cm

シーメンス・コアキシャルの中でも珍しいタイプが来た!何が珍しいって、右下写真のツィーターが付いているしかもフェライトマグネット!本当にシーメンスコアキシャル???どうも後期の物であまり出まわっていないようです。今回はスピーカー修理ではなく、このフェライトのツィーターと一般的にコアキシャルについている写真左下に入れ替える改造です。

赤・・・アルニコツィーターのオールドタイプ?

青・・・フェライトツィーターの珍タイプ?

明らかに高域の出具合が異なります。でもこれ改造といってもnewタイプのツィーターをoldのツィーターに交換なんですよねぇ。どちらもオリジナルといえばオリジナル?

JBL 2121H

2121hh 25cm

スピーカー修理の内容というより、お客様の梱包にビックリ!緩衝材として新聞紙を丸めてとか、雑誌を丸めてとかはよくあるけれど・・・。ティッシュの新品の箱をまんま詰めて来た方は初めてです。今回の修理はエッジ交換1本のみ?なんで1本のみなのか?下に白く見えるのは木の板です、板にネジ付け左右に動くこともありません!完璧な梱包かもしれません。最近梱包のミスでコーンを傷める事故が多発していた為、この梱包ならホッとします。このような中型ユニットの場合でもスポンジやエアーキャップの上に伏せて梱包すると確実に自分の重みでコーンを傷めます!ご注意下さい。

aura AS1808

as1808 46cm

巨大なスピーカーが修理に・・・音は出ているようだが?コーンを押すと微かに「ビッビッ」って異音が、どうもコイル付近に問題がありそう!原因は一度どなたかが調整なのかマグネットを外し、装着時にボビンを傷つけていた事でした。写真左上のように磁気ギャップがかなり広いもののコイルが擦るというのはとても可笑しな話です。このスピーカーのマグネットは意外と小さく写真左上のピンが指している黒い小さなブロック上の物がマグネットでリング状に並んでいる。フレームはアルミダイキャストで非常に軽い、ボビンは非常に長くダブルダンパーになっている。

JBL D130F

d130f 38cm

先日のフェンダーギターアンプから出てきた、JBL D130F 何故か2色!私はフェンダーバージョンといえばオレンジのラベルをイメージしていたのですが、普通にJBLの色のラベルに****Fってバージョンもあったんですね。写真右下のユニットは断線でしたがスピーカー修理は直ぐに完了。写真右上のようにビスコロイドがゴテ塗りな為、少々foが高かったが調整する事でfo40Hzと最高の特性でエッジ部の経たりも全く見られず。最高の状態です。FFTのグラフも付けたかったのですが、写真が多すぎて入りきりませんでした!また今度ご紹介します。また今回ちょっとした事に気が付きました、写真右上フレームの穴の周りに・・・フレームの淵に少しテーパー状に繰ってある!他の15インチフレームにはあまり見覚えがありません。この2本ともでした。

Boston Acoustic400

boston1620 16cm & 20cm

以前、上の写真のスピーカー16cm(左)2台と20cm(右)4台を修理しました。その時のお客様からメールが・・・。

「本日、予定通り修理をお願いしたBoston Acoustic400のスピーカーを受け取りました。出来栄えの素晴らしさに、大変感激をしております。20数年前の新品同様以上の音質になり、このスピーカーは、小さな割に低音はパンチがあり、その上、中音から高音まで、軽く艶やかに伸びる音質が気に入って、購入しました。その特性が、完全に復活し、あるいは新品以上になって、帰って来たのには、驚きでした。本当に有難うございました。」


この仕事をしていて一番幸せな時です。「新品以上」だなんて嬉しすぎます。メールの最後に来年には別のスピーカーを修理に送って来られるそうです!任せて下さい!!!

SAE2600

sae2600p

お電話で症状をお伺いしたのですが、電源を入れたら煙が出たそうです!このアンプ久々の修理ですが重いんです。不用意に持っていると腰を「ギクっ!」ってやってしまいそう!状態を確認すると両チャンネル共に抵抗付近が黒コゲに!!!多分石も全部飛んでいると思われます。過去に4台修理しましたが、使用している石から見ても一番古い物だと思われます。

Q氏に一言!・・・来たばかりのアンプもいいですが、スピーカー修理もかなり溜まってますから!!