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スピーカー修理日記

世界のオーディオスピーカーのあれこれを紹介します。

TANNOY 3809 & 3828

スピーカー修理日記-38093828 38cm

青・・・3809(SuperRedMonitor)

赤・・・3828

3809はコーンのカーブは3828と同じでもコーンが薄くて軽く、コーンの裏にはリブがありません。その違いが上のグラフのように軽くて薄くレスポンスの良さがグラフ青に表れています。(3828よりはコーンが薄いが、JBL D130よりは厚い)


しかしエッジが経年変化で硬化したため、低域が出なくなっているようです。

TANNOY 3809

スピーカー修理日記-3809 38cm

このスーパーレッドモニターはウレタンエッジではない為、エッジ交換修理で目にする事がなく、当社でも珍しいユニットです。

foを測定してみると60Hzと驚くほど高い。原因はエッジの経年変化による硬化で殆どコーンが動かない状態でした。このエッジが元の柔らかい状態であれば、おそらくfo=30~35Hzくらいではないでしょうか。

そう考えるとこの状態では、残念ながら低域は出なくなっているでしょう。


TANNOY 3809

スピーカー修理日記-3809 38cm

正面の写真を見ると、一般的なTANNOYのフェライトマグネットの3828と変わらないように思いましたが、コーンは薄く軽く右上の写真のようにコーンの裏にリブがありません。

エッジもウレタン製ではなくクロスエッジになっています。

Electro-Voice PATRICIAN 800

スピーカー修理日記-30w 76cm

この30WはPATRICIAN 800というシステムのウーハーに使われている物です。

PATRICIAN 800は1980年頃、1台120万円で販売されていました。

高域・・・T350(ホーン)

中高域・・・T250 + 8HD (ホーン)

中低域・・・SP12D (コーン)

低域・・・30W (コーン)

以上4ウェイの構成です。

Electro-Voice 30W

スピーカー修理日記-30w 76cm

発泡スチロール製軽量コーンでグラフのように30Hz付近からフラットに出ています。

やはり大口径による低域はゆとりがあります。



JimLansing 375

スピーカー修理日記-lansing375

初期の375です。

JimLansingのラベルは堀が深く手間がかかっています。

写真にはありませんが、ダイヤフラムの固定ネジはマイナスの鉄ネジでした。

REVOX

スピーカー修理日記-revox25 25cm

あまり目にする事のない、REVOXのスピーカーユニットです。

ユニットを触ってみた感じは、ピアレスのユニットに似ていると思います。フレームやコーンの紙質・硬さ・厚みなど。

写真の左と中央にあるようにコーン付け根から伸びるリード線がコイルの左右にあり、タイプは異なりますがDYNAUDIOの20cmユニットも同じ形状です。

Focal W31X4

スピーカー修理日記-w31x4 30cm

フェライトマグネットが丸く配置された重量級ユニットです。

実測磁束密度は10100ガウスでした、このマグネットから見ると思ったより磁力は少し少なめでした。これはハイパワーで鳴らすタイプのユニットなので、磁気ギャップが広くなっていた為でした。

Braun SK 55

スピーカー修理日記-sk55-3

1960年頃、白いラジオはBraunにしか無く珍しい物だったそうです。

真空管の時代に、このようにお洒落でモダンなデザインで「白雪姫の棺」という愛称で呼ばれていました。



Braun SK-55

スピーカー修理日記-sk55-2

写真右下と左上は内部の写真です。

このデザインなら現代でも売れそうです。

ライン出力がゲインが高くCD並みの出力には驚きました。

ターンテーブルが写っていませんが、シングルレコードサイズで写真のように大きなLPを乗せて再生テスト、問題なく鳴っています。